TEAC A-460
¥89,800(1975年11月10日発売)
解説
A-450をベースに数々の機構を搭載したカセットデッキ。
メカニズム部は、A-450のメカニズムにPLLサーボDCモーターを組み合わせ、走行性能をさらに向上しています。
オートスペーサーを搭載しており、テープに一定の空白部分を作りながら次々に録音が可能です。
1曲の録音が終わってポーズボタンを押すと、FIXEDポジションで約3秒間(Variableで約2~8秒間)無心号録音を続けたあと、ポーズ状態で大気します。
オートスペーサー、録音・再生ポーズの両方に活用できるわいヤードリモコンユニット(RC-50)を標準装備しています。
ポーズボタンにはエレクトリック方式を採用しており、メカニカルポーズの難点だったストロークの長さを解決しています。
留守録音が可能なタイマー機構を搭載しています。
メモリーカウンターを搭載しています。
テープヒスを低減するドルビーシステムを搭載しています。
MPXフィルターを搭載しており、FMエアチェックの際に不要なパイロット信号をカットできます。
バイアスとイコライザーが独立した3段切換機構を搭載しています。
この機構にはフェリクロームテープ専用ポジションが加えられています。
VUメーターとピークレベルインジケーターを搭載しています。
マイクとラインのミキシング機構を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
モーター | PLL方式DCサーボモーター |
ワウフラッター | 0.06%(WRMS) |
周波数特性 | 30Hz~16kHz(クロームテープ) 30Hz~16kHz(フェリクロームテープ) 30Hz~13kHz(ハイファイテープ) |
SN比 | 57dB(3歪レベル、聴感補正) ドルビー時改善量:5dB(1kHz)、10dB(5kHz以上) |
外形寸法 | 幅440x高さ164x奥行294mm |
重量 | 10kg |