TEAC A-3300SR
¥165,000(1978年頃)
解説
10号リールのオートリバース再生機構を装備したUターンデッキ。
オートリバースによってテープを往復で使える4トラックのメリットを生かす機構となっており、19センチ速度で往復3時間(JIS150番テープ)の再生が可能です。
また、長時間プログラムの録音でも19センチ速度で1.5時間、9.5センチ速度で3時間切れ目なく録音ができます。
19センチ/9.5センチの4トラック2チャンネル録音再生が可能です。
ヘッドにはパーマロイ製で新開発の往復再生ヘッドを採用しています。
遅延回路を搭載しており、テープを保護するとともにリバースの立上りを向上させています。
リバース時の走行を安定化させるガイドポストを搭載しています。
REC MUTE機能を搭載しています。
タイマー録音・再生機構を搭載しています。
操作部にはマイクロタッチオペレーションを採用しており、素早いアクションを実現しています。
バイアスとイコライザーの独立切換機構を搭載しています。
メーターには低レベルが読みやすいエキスパンデッドスケールのVUメーターを搭載しています。
クイックロック式のリールクランパーを搭載しています。
別売りユニットを用いる事でリモートコントロールが可能です。
別売りオプションとしてポータブルケースを搭載しています。
機種の定格
型式 | テープデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル |
ヘッド | 3ヘッド |
リール | 26形、17形 |
テープ速度 | 19cm、9.5cm |
モーター | キャプスタン用:ヒステリシスシンクロナスモーター リール用:エディカレントモーター |
ワウ・フラッター | 19cm:0.06% 9.5cm:0.09% |
周波数特性 | 19cm:30Hz~28kHz 9.5cm:30Hz~20kHz |
SN比(3%THDレベル、WTD) | 58dB |
歪率(規準レベル) | 1% |
ステレオチャンネルセパレーション | 50dB(1kHz) |
入力 | Mic:0.25mV/-72dB(600Ω以上) Line:0.1V/100kΩ |
出力 | Line:0.3V/10kΩ以上 Headphone:8Ω |
外形寸法 | 幅440x高さ440x奥行210mm |
重量 | 21kg |
別売 | アクリルカバー TZ-440(¥5,500) リモートコントロールユニット RC-140(¥10,500) ポータブルケース CS-430(¥12,000) |