オーディオの足跡

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20-4の画像
 解説 

サイマルシンク機構を搭載した4チャンネルテープデッキ。
この頃はTASCAMはブランド化しておらず、30-4や20-4はタスカムシリーズと名付けられていました。

多重録音に必要なサイマルシンク機構を搭載しています。
テープデッキで音を重ねていく場合、各トラックの音が完全に同期(シンクロ)している必要があります。一般のテープデッキでは録音ヘッドと再生ヘッドが別々となっているため、再生の音をモニターしながら音を重ねるとヘッドの間隔だけ音がずれてしまいます。
サイマルシンク機構では最初に録音したものをモニターする場合に再生ヘッドではなく録音ヘッドでモニターしており、そのまま別のトラックへの録音が可能となっています。これによりトラック間の録音ズレが起きません。

別売りのミックスダウンパネルやオーディオミキサーを用いることでミックスダウンが可能です。

機種の定格
型式 4チャンネル
トラック形式 4トラック・4チャンネル
ヘッド 消去、録音、再生
テープ速度 19cm/s、9.5cm/s、±0.5%
モーター 3モーター
ワウ・フラッター 19cm/s:0.08%(WRMS)
9.5cm/s:0.10%(WRMS)
周波数特性 19cm/s:30Hz~22kHz
9.5cm/s:30Hz~16kHz
外形寸法 幅440x高さ475x奥行220mm
重量 21kg