TEAC TW-7
¥18,500(1969年頃)
解説
音楽テープを短い時間で巻き取るテープワインダー。
テープの磁性面に触れる部分はテンションアームだけで、さらに巻取りテンションはソフトでテープに無理がかかりません。
また、バックテンションは左リール台のリールドラムとテンションアームで軽くかかっており、テープを痛めません。
テープを巻取りながら、同時にクリーニングするテープクリーナーポストが付いています。
汚れた場合は綺麗な部分がテープに当るように回転でき、クリーナーポストの交換も可能です。
ピンチローラーと連動した4桁のカウンターを内蔵しており、テープの長さを直読できます。
カウンターの数字は巻き取ったテープの長さをフィートで表示し、100形1,200フィートテープで1%以内、150形1,800フィートテープで4%以内の精度となっています。
テープの巻取りが終るとシャットオフスイッチが自動で働き、メカニズムは自動的に停止します。
スタートボタンを押したままの状態でテープをかけてもメカニズムが働かない安全気候を搭載しています。
モーターにはTW-7用に開発された6極アウターローターモーターを使用しています。
センターローラーには、テープの上下のずれやテープの微振動を吸収し、速度むらを生じないように硬質ゴムローラーを使用しています。
乱巻きされたテープやリールにタッチしながら送られるテープでも、安定したテープ走行が得られるように、ソフトタッチのテンションアームを搭載しています。
回転式テープガイドにはステンレスを使用して、摩耗をできる限り少なくしています。
リール台の高さ調整機構や、巻きの強さを調整するバックテンション調整機構を搭載しています。
機種の定格
型式 | テープワインダー | ||||||||||||
リール | JIS3号、5号、7号 | ||||||||||||
テープ | 6.25mm幅、JIS100、150、200相当品 | ||||||||||||
巻取時間 |
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カウンター精度 | JIS100(1,200フィート):1%以内 JIS150(1,800フィート):4%以内 JIS200(2,400フィート):7%以内 |
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電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||||||||||
消費電力 | 22VA | ||||||||||||
外形寸法 | 幅294x高さ237x奥行162mm | ||||||||||||
重量 | 4.1kg | ||||||||||||
別売 | アクリルカバー TZ-262(¥1,500) テープクリーナー(20個入りセット) TZ-263(¥300) ヘッド及びクリーナー(センターローラー掃除用) TZ-251(¥700) クリーニングスティック TZ-256(¥150) オイルおよびポリッシャー TZ-252(¥500) 精密リール(シングルパック) RE-701(¥400) 精密リール(ツィンパック) RE-702(¥400) クイックローディング・リール(ツィンパック) RE-705(¥500) テープ編集キット TZ-264(¥1,500) |