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 解説 

D-1の技術を継承した姉妹機として発表されたD/Aコンバーター。

D/A変換精度を大幅に向上させるため独自のNewZDサーキットを搭載しており、ディザ信号の加算と減算によりD/Aコンバータの変換誤差を減らし、精度を向上させています。
また、新開発の完全無調整自動減算回路を採用し、外部環境の変化や経時変化に強く、安定したD/A変換を実現しています。

ZDサーキットにより、D/A変換後のディザ信号減算と同時に、D/Aコンバータのオフセット電圧までキャンセルするため、後段アンプの若干のオフセット電圧の補正のみで0Hzから完全DC化を実現しており、0Hz〜20kHzの超広帯域再生を実現しています。
また、アナログ伝送系のカップリングコンデンサやDCサーボ回路を不要として、歪や位相ズレを解消し、高忠実度な伝送系を構築しています。

デジタル信号の高品位な再現を図り、フルタイム18bitD/Aコンバータを搭、デジタルフィルターには18bit4倍オーバーサンプリング・デジタルフィルターを搭載しています。
これにより、16bitの4倍精度・262,144段階の高精度諧調でアナログ変換を可能にしています。

デジタル入力部はCDだけでなくBSチューナーやDATのサンプリング周波数にも対応しており、この3モードのサンプリング周波数に対応するため、クォーツに匹敵する高精度のクリーンクロック回路を採用しています。
これにより、LC発振に比べ1ケタ高いQ(振動係数)を持つリチウムタンタレートVCOで、極めて正確なクロックを取り出すとともに、3モード対応も両立しています。

電源部にはコアサイズ100VAクラスの大容量トランスを採用しています。
また、極性表示された極太タイプの電源コードを採用しています。

シャーシは内部干渉を抑え振動を排除するため、2ボックス2重シャーシを採用しています。
デジタル部とアナログ部はそれぞれを1ボックスに収納し、電気的に完全な分離構造として、インナーシャーシに独立してレイアウトしています。
またシャーシは、肉厚のアルミフロントパネルとインナーシャーシを強固に組み合わせたコンパクトなハイリジッドチューンを採用しており、固有振動を効果的に分散・減衰してます。
さらに、制振効果の高い特殊合金製重量級インシュレーターとなっています。

内部配線材には伝送効率の優れたESC-OCCを採用し、回路構成はシンプルかつストレートを徹底しています。
また、アナログ部、デジタル部のOFCのバスバーなど、入出力間の徹底した低インピーダンス化を実現しており、高品位の伝送に徹しています。

バン・デン・ハル社製デジタル専用同軸ケーブルが付属しています。

機種の定格
型式 D/Aコンバーター
SN比 100dB以上
高調波歪率 0.0018%以下(1kHz)
チャンネルセパレーション 100dB以上(0Hz〜20kHz)
周波数帯域 0Hz〜20kHz ±0.5dB
ダイナミックレンジ 97dB以上(1kHz)
外形寸法 幅225×高さ137.5×奥行457.5mm
重量 10.0kg