TEAC AV-450D
¥39,800(1986年頃)
解説
サラウンドを楽しむために様々な機能を搭載したサラウンド・プロセッサー。
ビデオソフトやビデオディスクに入ったドルビーサラウンドを、AV-450Dのサラウンドデコーダーを使用して再生することで、リアルなサラウンド再生が可能です。また、デジタル・サウンド・エフェクターAV-D50を接続することで、デジタルディレイによるドルビーサラウンドが可能です。
また、マトリックスサラウンドやホールサラウンド、シンセティック・サラウンドを搭載しており、ソースに合わせて音場を選ぶことができます。
フロントとリアのセパレーションを裁量の状態に調整できるインプット・キャリブレーション・コントロールシステムや、ディレイタイムを可変できるディレイ・ボリューム、リアの出力だけをカットできるリア・オフ・スイッチなどの機能を搭載しています。
サラウンド用リア・スピーカーのための専用パワーアンプを内蔵しています。
さらにハイクオリティなさラウンドを実現するため、リア用のアンプ接続端子を搭載しています。
スピーカーの基本位置に合わせた、クロスタイプの4方向レベルメーターを搭載しています。
プロジェクター等の大型画面での音の中抜け補正や、スーパーウーファー用としてセンターアウト端子を搭載しています。
ビデオデッキ、ビデオディスクの2系統を切換えるワンタッチセレクターを搭載しています。
接続したテレビやチューナーなどによって発生したビートを除去するビートキャンセルフィルター切換スイッチを搭載しています。
サラウンドon/offスイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | サラウンド・プロセッサー |
<ビデオ部> | |
入力感度/インピーダンス | 1.0Vp-p/75Ω(不平衡) |
出力レベル/インピーダンス | 1.0Vp-p/75Ω(不平衡) |
SN比 | 62dB(1kHz、HPF in) |
周波数特性 | 6Hz~10MHz -3dB |
最大出力レベル | 2.0Vp-p/75Ω(不平衡) |
<オーディオ部> | |
入力レベル/インピーダンス | 300mV/10kΩ |
出力レベル/インピーダンス | 300mV/1.2kΩ |
負荷インピーダンス | 10kΩ以上 |
最大出力レベル | 1.0V/10kΩ負荷 |
SN比(IHF-A) | 80dB |
周波数特性 | 20Hz~100kHz -3dB |
<サラウンド部> | |
スピーカー出力(EIA、mono) | 15W+15W(8Ω) |
リア出力レベル/インピーダンス | 300mV/1kΩ |
オプショナルセンター出力 | 300mV/1kΩ(フロント出力) |
リア出力SN比(CCIR/ARM) | 55dB(アナログ・ディレイ時) |
ディレイ・タイム | 15msec~30msec |
サラウンド方式 | シンセティック、ホール、ドルビー、マトリックス(切換式) |
デジタルディレイ端子 | SEND出力レベル/インピーダンス:500mV/10kΩ RCV入力レベル/インピーダンス:500mV/10kΩ |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 37W |
外形寸法 | 幅435x高さ72x奥行295mm |
重量 | 4.5kg |
付属 | オーディオ用コードx2 |