TEAC AF-200
¥49,800(1970年発売)
解説
2ウェイ~3ウェイの切換が可能なマルチチャンネルフィルターユニット。
AF-200のクロスオーバー周波数は125Hzから8kHzまで9ポイントとなっており、Low/Midの最低クロスオーバー周波数を125Hzまで引き下げたことで大口径ウーファーへの対応を実現しています。
AF-200のLow/MidとMid/Highのクロスオーバー切換スイッチにはFlatポジションが設けられています。
Flatポジションにするとその回路はスルーとなり、2ウェイ用として使用できます。
ターンオーバー周波数切換式のローブースト回路を搭載しています。
ターンオーバー周波数は5段階、ブーストレベルは4段階選択でき、スピーカーにマッチした設定が行えます。
回路構成にはNF型を採用しており、12dB/octで正確に減衰します。
各帯域と左右チャンネルが独立したボリュームを搭載しており、細かい調整が可能です。
機種の定格
型式 | チャンネルディバイダー | |||
回路方式 | NF型フィルター | |||
通過帯域利得 | +6dB | |||
帯域数 | 2ウェイ(Low、Mid) 3ウェイ(Low、Mid、High) ※2ウェイ、3ウェイ切換可能 |
|||
クロスオーバー周波数 |
|
|||
ローブースト | ターンオーバー周波数:70、100、150、200、250Hz レベル:0~+8dB(2dBステップ、10Hz) |
|||
入力インピーダンス | 100kΩ | |||
出力インピーダンス | 5kΩ以下 | |||
SN比 | 80dB以上(1V入力) | |||
減衰特性 | 12dB/oct | |||
定格出力電圧 | 5V(歪率0.2%以下) | |||
歪率 | 0.1%以下(4V出力) | |||
使用半導体 | トランジスタ:14個 FET:2個 ダイオード:3個 |
|||
電源電圧 | AC100V/117V/200V/220V、50Hz/60Hz | |||
消費電力 | 3W | |||
外形寸法 | 幅419x高さ151x奥行297mm | |||
重量 | 6kg |