TANNOY Oxford
¥55,000(1台、1978年頃)
解説
高能率、大入力、周波数特性の改善を図ったブックシェルフ型スピーカーシステム。
低域にはコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはMayfairと同じポリオレフィンコポリマー材を使用しています。この素材はタンノイの研究室で新開発された高分子材で、従来の天然繊維をベースにしたコーン紙に比べて様々なメリットを持っており、優れた音響特性のほか、温度や湿度に対する安定性に優れています。
高域にはホーン型ツィーターを搭載しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
定在波を吸収するため、内部はスポンジ状の音響材で処理されています。
機種の定格
型式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:コーン型 高域用:ドーム型 |
周波数特性 | 50Hz~20kHz ±3dB |
許容入力 | 50W(連続) |
出力音圧レベル(新JIS) | 88dB |
公称インピーダンス | 8Ω |
クロスオーバー周波数 | 5kHz |
外形寸法 | 幅320x高さ604x奥行265mm |
重量 | 12kg |