オーディオの足跡

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Buckinghamの画像
 解説 

フェイズ・コヒーレンス(位相均一性)の重視という設計思想をもとに開発された初の3ウェイスピーカーシステム。

バッキンガムでは音像定位に影響の少ないウーファーを独立させることで許容入力の向上を図っています。

350Hz以下の低域には新開発の12inchコーン型ウーファーである3116を2個搭載しています。

350Hz以上の中高域には同軸型2ウェイユニットである2508を搭載しています。
このユニットではディフューザーを装備することで指向性の改善が図られています。また、中域ユニットの磁気回路には新開発の磁性流体が封入されており、耐入力特性と音質を向上させてます。

エンクロージャーには念入りな設計が施されており、フロントとリアのパネルは4層のパーチクルボードと合板の間を2層のビチェーメン(石油製材)によって接合、ダンプされた構造となっています。また、設計から仕上げまで第一級の音響技術者と木工技術者が担当しています。
外観の仕上げにはローズウッドとウォルナットの2種類がありました。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット 低域用:12inchコーン型(3116)x2
中高域用:同軸型2ウェイ(2508)
周波数特性 35Hz~20kHz ±3dB
許容入力 200W(連続プログラム)
出力音圧レベル(新JIS) 95dB
公称インピーダンス
クロスオーバー周波数 350Hz、3.5kHz
外形寸法 幅600x高さ1,175x奥行454mm
重量 95kg