STUDER D730Mark2
¥1,080,000(1995年発売)
解説
D730に改良の手を加え、さらなる性能向上を図ったCDプレイヤー。
ピックアップ部には、ムービングマスを格段に低減したフィリップスCD-M4を、さらに選別しチューンナップしたCD-M4
Proを採用しており、これを合理的な機構設計の中でサスペンションを介し搭載することで、優れた信号読取り能力を達成しています。
D/Aコンバーターには、1ビット型として定評あるビットストリームTDA1547を搭載しています。
さらにMark2では、メイン基板の一新による新設計のレイアウトや、サーボ回路のバージョンアップ、ノイズシェーパー素子を最新仕様とするなどで、S/N比をはじめ、ジッターやラインアンプのクロストークをを大幅に改善しています。
プロ機としての多機能性を追及しており、TOC書き込み以前のCD-Rの再生も可能としています。また、再生中ディスクのクオリティを数値で確認できる、独自のエラーレート表示機構も搭載しています。
ディスク120枚までの識別と、1枚あたり3個所までのキューイングのメモリー機能を搭載しています。
小型モニタースピーカーを内蔵しています。
±10%までのピッチコントロールや、分・秒・フレーム単位での正確な選曲機能、外部機器からのクロック入力端子を搭載しています。
アナログ出力・デジタル出力とも、バランス出力用はトランス搭載設計となっています。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
形式 | トップローディング式 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.1dB |
高調波歪率 | 0.006%以下(20Hz~20kHz) |
SN比 | 110dB以上 |
セパレーション | 105dB以上(1kHz) |
アナログ出力 | アンバランス(RCA):2V/250Ω バランス(XLR):+15dBu/50Ω |
デジタル出力 | AES/EBU・SPDIF・OFF切替式 |
電源 | AC100V~120V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 50W |
外形寸法 | 幅320x高さ131x奥行355mm |
重量 | 6.5kg |
別売 | パラレルリモート ディスプレイ無し(¥70,000) パラレルリモート ディスプレイ付き(¥110,000) 専用ケーブル 5m(¥40,000) 専用ケーブル 15m(¥55,000) |