SONY TC-WR750
¥59,800(1987年発売)
解説
TC-WR950の音質重視設計を継承したツインリバースカセットデッキ。
Bデッキの録再ヘッドに、LC-OFC巻線を採用して音質を改善したレーザーアモルファスヘッドを搭載しています。
ハイスピード・ダビング時の音質を改善するため、バイアス周波数を従来の2倍にあたる210kHzに設定したスーパーバイアス方式を採用しています。
オートスタンバイ機能を搭載しており、ノーマルスピードでのダビング中にAデッキを操作すると、Bデッキは自動的に録音ポーズ状態にできます。これにより、不要な曲を飛ばしたり選曲しながらの編集録音が可能です。
オートポーズ機能を搭載しており、ノーマルスピードでのダビング時に、Aデッキは1曲の再生終了ごとにストップし、Bデッキは録音ポーズ状態となります。これにより、1曲ごとに選曲をしながらテープ編集ができます。
再生中に約10秒以上の無信号部があると自動的に早送りをし、次の曲の頭から再生を始めるブランクスキップ機能を搭載しています。
また、再生中の曲や次の曲の頭出しが素早くできるAMS機能を搭載しています。
ノーマルスピードに加え、ハイスピードでのシンクロダビングが可能です。
ディレクションモード・スイッチを搭載しており、片面だけの録音/再生、両面1サイクル録音/再生、両面1サイクル録音/連続サイクル再生の3モードが選べます。
また、両面1サイクル録音/連続サイクル再生を選択した状態では、A/Bデッキのリレー動作による連続リピート再生も可能です。
カセットハーフをしっかり固定し、テープ走行を安定させるツインロック・カセットホールディングメカニズムを採用しています。
Bデッキにクイックリバース機能を搭載しています。
ドルビーNR B-Cタイプを搭載しています。
Aデッキにオートテープセレクター、Bデッキにマニュアルテープセレクターを搭載しています。
A/Bデッキ独立のテープオペレーション・インジケーターを搭載しています。
12セグメントx2chのLCDピークレベルメーターを搭載しています。
別売りタイマーにより留守録音や目覚まし再生が可能です。
ソニーのレコードプレイヤーやCDプレイヤーとのシンクロプレイが可能です。
ヘッドホン端子を搭載しています。
別売りのワイヤレスリモコンにより離れた場所から操作が可能です。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 再生:1(Aデッキ) 消去:1(Bデッキ) 録再:1(Bデッキ) |
モーター | DCサーボモーター:2 DCモーター:2 |
SN比(EIAJ) | 56dB(Dolby off、ピークレベル、Metal-Sカセット) 71dB(Dolby NR C、ピークレベル、Metal-Sカセット) |
周波数特性 | 30Hz~15kHz ±3dB(EIAJ、Metal-Sカセット) |
周波数範囲 | 20Hz~16kHz(EIAJ、Metal-Sカセット) |
ワウ・フラッター (EIAJ) |
±0.1%Wpeak 0.07%WRMS |
歪率 | 0.5%(EIAJ、Metal-Sカセット) |
消費電力 | 22W |
外形寸法 | 幅430x高さ135x奥行275mm |
重量 | 5.0kg |
別売 | ワイヤレスリモコン RM-88(¥10,000) |