SONY TC-WR730
¥59,800(1986年発売)
解説
8ビットマイコンの搭載により操作性や編集機能の充実を図ったダブルカセットデッキ。
Normal SpeedとHigh Speedの2スピードダビング機能を搭載しています。
オートポーズ機能を搭載しており、ノーマルスピードでダビングしている時にオートポーズスイッチをONにすると、曲の終わりを検知して自動的に録音ポーズ状態になります。
ここで、Aデッキに搭載したAMS(オートマチックミュージックセンサー)やFF/REWをつかって、選曲→ダビング→選曲→ダビングという一連の編集操作が行えます。
ブランクスキップ機能により、再生中に10秒間以上の無信号部分があると自動的に早送りをして次の曲の頭を検知し、再生を再開します。
ディレクションモードの切換えにより、Aデッキのリバース再生後、自動的にBデッキのリバース再生へ移行する、A/Bデッキにまたがる連続リピート再生が可能です。
Bデッキにはクイックリバース機構を搭載しています。
ドルビーNR B-Cタイプを搭載しています。
片面だけの録音/再生、両面1サイクルの録音/再生、両面1サイクル録音/連続のサイクル再生の3モードが選択できる録再オートリバース機能を搭載しています。
Aデッキにオートテープセレクター、Bデッキにマニュアルテープセレクターを搭載しています。
12セグメントx2のLCDピークレベルメーターを搭載しています。
オートスペース付きRec Mute機能を搭載しています。
ソニーのレコードプレイヤーやCDプレイヤーとのシンクロ録音が可能です(Bデッキのみ)
別売りタイマーによる留守録音や目覚まし再生が可能です。
ヘッドホン端子を搭載しています。
別売りのワイヤレスリモコンにより離れた場所から操作が可能です。(Bデッキのみ)
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 再生:1(Aデッキ) 消去:1 録再:1(Bデッキ) |
モーター | DCサーボモーター:各1 DCモーター:各1 |
SN比 | 56dB(EIAJ) 58dB(Dolby off、ピークレベル、メタルテープ) 71dB(Dolby NR C) |
周波数特性 | 30Hz~15kHz ±3dB(EIAJ、メタルテープ) |
周波数範囲 | 20Hz~16kHz(EIAJ、メタルテープ) |
ワウ・フラッター (EIAJ) |
±0.1%Wpeak 0.07%WRMS |
歪率 | 0.5%(EIAJ、メタルテープ) |
消費電力 | 22W |
外形寸法 | 幅430x高さ130x奥行275mm |
重量 | 5.2kg |
別売 | ワイヤレスリモコン RM-88(¥10,000) |