SONY TC-RX300
¥28,000(1996年発売)
解説
リバースデッキとしての基本的な性能をしっかりおさえたカセットデッキ。
ワンタッチでテープごとに異なる磁性体の特性に合わせ、バイアス量と録音レベルを自動的にチューニングしてくれるオートキャリブレーション機能を搭載しています。
ドルビーHX-PROを搭載しており、バイアス電流を信号の周波数やレベルに応じて1千分の1秒単位でコントロールすることで、高域のリニアリティを良好に保っています。ドルビーHX-PROは録音時にのみ自動的に働き、テープに記録する信号自体を高音質化する事が可能なため、無搭載のデッキで再生しても効果が失われません。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーNR B/Cタイプを搭載しています。
再生中の曲を基準として前後30曲の頭出しが行えるマルチAMSを搭載しています。
自照式で見やすいFL管表示のレベルメーターとテープカウンターを搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
形式 | 4トラック2チャンネル |
ヘッド | 消去:1 録再:1 |
モーター | DCサーボモーター:1 DCモーター:1 |
SN比 | 57dB(EIAJ、ドルビーNR off、メタルテープ) 73dB(ドルビーNR C、ピークレベル、メタルテープ、聴感補正) |
周波数特性 | 30Hz~18kHz ±3dB(EIAJ、-20dB録音、メタルテープ) 30Hz~13kHz ±3dB(-4dB録音、メタルテープ) |
ワウ・フラッター (EIAJ) |
±0.13%Wpeak 0.07%WRMS |
歪率(EIAJ) | 1.8%(第3次高調波歪率、基準録音レベル250nWb/m、315Hz正弦波、メタルテープ) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 19W |
外形寸法 | 幅430x高さ120x奥行310mm |
重量 | 約3.5kg |