SONY TC-K50
¥67,800(1978年頃)
解説
S&Fヘッドを採用したカセットデッキ。
ヘッドには、センダスト合金の磁気飽和特性(リニアリティ)の良さと、コアロスの少ないフェライトの高域磁気特性の良さを合わせた、特集3段ソリッドコア構造のS&Fヘッドを採用しています。
モーターには、トルクムラの原因となるスロットが無いシンプルな構造のBSLグリーンモーターを採用しています。
曲の頭出しが行えるオートマチック・ミュージック・センサー(AMS)を搭載しています。
LEDピークプログラムメーターを搭載しています。
左右各々20エレメントで、赤と黄の2色表示、アタックタイム1msecとなっており、リアルタイムのピークホールドも可能です。
ドルビー回路と同時に、他のアンプ回路も集積したドルビーNR ICを採用しています。
電子スイッチも内蔵されたICマスクパターンのため、使用部品や回路の引き回しが少なくなり、信頼性や音質の向上を実現しています。
プログラムソースの一部分を何度も反復再生する時などに便利な、メモリーストップ/プレイ機能を搭載しています。
バイアスとイコライザーが独立した3段切替えテープセレクターを搭載しています。
ワンタッチで無音録音ができるRec Mute機能を搭載しています。
MPXフィルターを搭載しています。
別売りのタイマーを使用する事で留守録音や目覚まし再生が可能です。
ラインアウトとヘッドホン兼用のボリュームを搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 消去:1 録再:1 |
モーター | BSLグリーンモーター |
SN比 | 59dB(ドルビーoff、ピークレベル、デュアドカセット) |
周波数特性 | 30Hz~18kHz ±3dB(デュアドカセット) |
ワウ・フラッター | 0.045%wrms |
歪率 | 1.0%(デュアドカセット) |
消費電力 | 15W |
外形寸法 | 幅430x高さ155x奥行290mm |
重量 | 6.5kg |