SONY TC-FX2
¥36,800(1981年頃)
解説
ファインソフトタッチオペレーションや2モーターメカニズム、DCアンプ構成を採用したカセットデッキ。
ソフトタッチのロジックコントロールにより、早送りや巻戻しの状態から一気に再生状態への移行ができます。
これらの動作は、連続的に操作しても、動作が完全に停止してから次の動作に移るため、カセットテープに過大な張力がかからず、テープの伸びや変形を防ぐことができます。
キャプスタン駆動用モーターとリール駆動用モーターをそれぞれ専用化した2モーター方式を採用しています。複雑な伝達機構を排したことで、ワウフラッター特性を改善するとともに、信頼性を向上させています。
また、キャプスタン駆動用にはDCサーボモーターを採用しています。
ヘッドにはSD(スーパーハイデンシティ)ヘッドを採用しています。
ドルビーNR・Bタイプを搭載しています。
タイマースタンバイ機能を搭載しています。
4段テープセレクターを搭載しています。
再生アンプとヘッドのダイレクトカップリングにより特性の改善を図っています。
DCアンプ構成を採用しています。
照明付きツインVUメーターを搭載しています。
また、+6VUのピークインジケーターを搭載しています。
高出力ヘッドホン端子を搭載してます。
ソフトイジェクト機構を採用しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 消去:1 録再:1 |
モーター | DCサーボモーター DCモーター |
SN比 | 58dB(ドルビーoff、ピークレベル、メタルカセット) |
周波数特性 | 30Hz~15kHz ±3dB(メタルカセット) |
ワウ・フラッター | 0.05%wrms |
歪率 | 1.0%(メタルカセット) |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅430x高さ105x奥行255mm |
重量 | 4.3kg |