SONY TC-9700
¥96,800(1971年頃)
解説
ダイレクトドライブ方式やACサーボモーターを採用したリバーステープデッキ。
キャプスタンには、ACサーボモーターを用いたダイレクトドライブ方式を採用しており、ワウ・フラッターを低減しています。
消去・録音のコンビネーションヘッドにより、見かけ上4ヘッドで事実上6ヘッド構成を実現しており、3ヘッドリバース録再が可能になっています。
センターキャプスタン方式に加え、テープ走行方向によりピンチローラーが最適の位置に移動するオートポジショニング・ピンチローラーを採用しています。
ローノイズテープ(SLH)が使用可能なテープセレクタースイッチを搭載しています。
Mic/Auxミキシングが可能です。
テープが終ると自動的に停止するオートシャットオフ機構を搭載しています。
ビルトイン・リールロックを搭載しています。
2スピード・サーボコントロール方式を採用しています。
機種の定格
型式 | テープデッキ |
テープ速度 | 19cm/s、9.5cm/s |
使用モーター | エディカレント型ACサーボモーターx1 エディカレント型モーターx2 |
ワウフラッター | 0.06%WRMS(19cm/s) |
録音バイアス | 160kHz |
周波数特性 (19cm/s) |
SLHテープ使用時:20Hz~30kHz/30Hz~25kHz ±3dB 一般テープ使用時:20Hz~25kHz/30Hz~20kHz ±3dB |
総合歪率 | 1.2% |
総合S/N比 | 56dB(SLHテープ使用時) 53dB(一般テープ使用時) |
外形寸法 | 幅446x高さ460x奥行225mm |
重量 | 19.5kg |