SONY TC-9540
¥168,000(1971年頃)
解説
2チャンネル/4チャンネル両方の録再が可能な4チャンネルテープデッキ。
基本構造はTC-9520と同じですが、TC-9540では4チャンネル録音が可能となっています。
メカニズム部は、ソニーのプロ用録音機であるTC-707シリーズをベースに開発されており、精度や安定性の高いメカニズムとなっています。
いつでもどのボタンでも押せるシステム・コントロール機構を採用しており、早送りや巻戻し中でもプレイボタンが押せます。
3モーターデッキにありがちなクリックノイズを抑えた設計となっています。
4チャンネル/2チャンネル再生に使用できる自動頭出し(APS)機構を搭載しています。
2チャンネル再生に使用できる自動反転・自動反復(ARV)機構を搭載しています。
SLHテープに対応したテープセレクターを搭載しています。
MicとAuxのミキシングが可能です。
4チャンネル全ての再生出力が可変できます。
機種の定格
型式 | テープデッキ |
テープ速度 | 19cm/s、9.5cm/s |
ワウフラッター | 0.04%WRMS(19cm/s) |
録音バイアス | 約120kHz |
周波数特性 (19cm/s) |
SLHテープ使用時:20Hz~30kHz/30Hz~22kHz ±3dB 一般テープ使用時:20Hz~25kHz/30Hz~18kHz ±3dB |
総合歪率 | 1.2% |
総合S/N比 | 57dB(SLHテープ使用時) 54dB(一般テープ使用時) |
外形寸法 | 幅442x高さ508x奥行243mm |
重量 | 22kg |