SONY TC-6250
¥29,800(1969年頃)
解説
電蓄やモジュラー型、セパレート型ステレオでテープの録再を楽しむために開発されたテープデッキ。
ソニーのテープデッキでは初期の物にあたり、従来のテープコーダーで装備していたスピーカーとパワーアンプが省略されています。
テープのセットが簡単にできるよう、ピンチローラーが上下するソニー独自のエスカレート・ドライブ機構を採用しています。これによりテープがひっかからずにワンタッチで装着できます。
モーターには新型の防振型を採用しています。
ヘッドには超精密2ミクロン・ヘッドを採用しています。
また、アンプ回路はハイファイ用のシリコントランジスタを用いたオールシリコントランジスタ構成となっています。
ヘッドホンやマイクの接続が可能です。
モノラル録音が可能です。
テープが終わると自動的に停止する自動停止装置を装備しています。
カウンターを搭載しています。
ステレオレベルメーターを搭載しています。
別売でダストプロテクターがありました。
機種の定格
型式 | テープデッキ(テープコーダー) |
トラック形式 | 4トラック2チャンネル |
使用リール | 最大7号 |
テープ速度 | 19cm/s、9.5cm/s |
早送り巻戻し時間 | 約2分30秒(370m標準テープ) |
録音補償特性 | JIS(NAB)19cm/s、9.5cm/sとも |
録音バイアス | 周波数約85kHz |
最小入力レベル/インピーダンス | Mic:-72dBs(0.19mV)/600Ω Aux:-22dBs(0.06V)/560kΩ |
出力 | Line:100kΩ(100kΩ負荷時規定出力0dBs(0.775V)) ヘッドホン:8Ω |
録再コネクター | 入力:10kΩ 出力:10kΩ |
ワウ・フラッター | 19cm/s:0.12%(WRMS) 9.5cm/s:0.15%(WRMS) |
周波数特性 | 19cm/s:30Hz~18kHz(70Hz~15kHz ±3dB) 9.5cm/s:40Hz~13kHz |
総合歪率 | 2% |
総合S/N | 52dB |
使用半導体 | トランジスタ:13個 ダイオード:3個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 30W |
外形寸法 | 幅386x高さ340x奥行190mm |
重量 | 8kg |
付属 | ソニーリール(7号) ソニー録再コード(RC-2) リールキャップx2 ヘッドクリーニングリボン |
別売 | ダストプロテクター DP-2(¥850) |