オーディオの足跡

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TC-540の画像
 解説 

ステレオ録音・再生が可能なテープコーダー。

本体内部には10x20cm口径のバッフル型低音用スピーカーを2個内蔵しています。また、10cm高音用サテライトスピーカーが2個付属しています。このサテライトスピーカーは、方向感が調節できるよう3.2mまで離すことができます。

アンプ部にはオールシリコントランジスタ構成のOTLアンプを採用しています。このアンプ部には高域と低域を独立して調整できるトーンコントロールを搭載しています。

19cm/s、9.5cm/s、4.8cm/sの3スピードに対応しています。

エスカレート・ドライブ機構を採用しており、テープをかける際にピンチローラーがストップの位置で下がるため、ワンタッチでテープがセットできます。

誤操作によってテープを消去してしまうのを防止するため、録音操作部にはカバーができるように設計されています。

テープとヘッドの接触面で起こる微振動を吸収する振動防止ローラーを搭載しており、振動によって生じる歪を低減しています。

テープが終わると自動的に停止するオートストッパーを搭載しています。

垂直・水平いずれでも使用できます。

ワンタッチで復帰できるテープカウンターを搭載しています。

7型テープをかけたまま蓋をすることができます。

サウンド・オン・サウンド機能を搭載しており、1チャンネルを再生用、2チャンネルを録音用(または逆)として同時に使えます。

パブリック・アドレス機能を搭載しています。
録音ボタンを押してスピーカーモニターとすると拡声装置(マイクロホン・アンプ)として使用することができます。また、FMラジオ等からも覚醒することができます。

録再コネクター端子を搭載しています。

バイノーラル・モニター用のヘッドホン端子を搭載しています。

ヘッドにはソニー2ミクロンヘッドを採用しています。

高域をカットできるノイズサプレススイッチを搭載しています。

スピーカーモニターの音量を調整できます。

機種の定格
型式 テープデッキ
トラック形式 4トラック・2チャンネル
テープ速度 19cm/s、9.5cm/s、4.8cm/s
使用リール 最大7号
録音可能時間(S7-180テープ使用時) 19cm/s:片側45分、往復1時間30分
9.5cm/s:片側1時間30分、往復3時間
4.8cm/s:片側3時間、往復6時間
(モノラルテープ時はそれぞれ2倍)
ワウフラッター 19cm/s:0.09%以下
9.5cm/s:0.12%以下
4.8cm/s:0.16%以下
最大出力 5W+5W、10W
ダイナミックパワー 10W+10W、20W
スピーカー 低域用:10x20cmx2
高域用:10cmx2
入力端子 Mic:0.19mV/600Ω
Line:0.078V/100kΩ
録再コネクター
出力端子 Line:100kΩ
外部スピーカー:8Ω
ヘッドホン:8Ω
周波数特性 19cm/s:30Hz~20kHz
9.5cm/s:30Hz~13kHz
4.8cm/s:30Hz~10kHz
S/N 50dB以上
歪率 2%
録音補償特性 JIS(NAB)規格
使用半導体 トランジスタ:24個
ダイオード:8個
電源 AC100V/110V/117V/125V/220V/240V、50Hz/60Hz
消費電力 65W
外形寸法 幅500x高さ252x奥行391mm
重量 約19kg(本体のみ)
付属 マイクロホン F-96ダイナミック型x2
録音済みステレオテープ(7号)x1
リール(7号)x1
録音コード RK-74x2
オイルx1
接着テープx1
ヘッドクリーニングリボンx1
リールキャップx2
電源コードx1