SONY TC-4550SD
¥158,000(1976年頃)
解説
カセットの限界を追求し、生録音に徹したポータブルカセットコーダー“カセットデンスケDD”
キャプスタン用にバリアブルレラクタンス型FG付き周波数サーボモーター、早巻き用にDCモーターを採用した2モーター構成となっています。
サンプリングホールド方式の広帯域サーボによるアンチローリング効果により、携帯使用でも安定した走行を実現しています。
ヘッドにはF&Fヘッドを採用しており、さらに再生アンプを直結したダイレクトカップリング方式によって特性の改善を図っています。
バイアスとイコライザーが独立した3段切換テープセレクターを搭載しています。
マイクアッテネーターを搭載しています。
不意の過大入力だけを抑えるソニーリミッタースイッチを搭載しています。
高域のダイナミックレンジを改善するドルビーNRシステムを搭載しています。
FMステレオ放送のパイロット信号をカットするMPXフィルターを搭載しています。
再生時に±6%までのスピードチューニングが可能です。
ON/OFFやL/L+R/Rのモード変更が可能なモニタースピーカーを搭載しています。
また、マスターボリュームを搭載しています。
AC電源(付属ACパック使用)、乾電池、カーバッテリーの3種類に対応した3電源方式を採用しています。
アンプ部の高リニアリティを補償するDC-DCコンバーターを搭載しています。
約10秒間点灯するメモリーライトを搭載しています。
オートシャットオフメカニズムを搭載しています。
ショルダーベルトが付属しています。
別売りでキャリングケースがありました。
機種の定格
型式 | ポータブルカセットコーダー |
ヘッド | 消去:1 録再:1 |
モーター | キャプスタン用:FG付き周波数サーボモーター 早巻用:DCモーター |
SN比 | 61dB(ドルビーoff、ピークレベル、デュアドカセット) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz(デュアドカセット) |
ワウ・フラッター | 0.065%wrms |
歪率 | 1.2%(デュアドカセット) |
モニター出力 | 500mW(EIAJ) |
電源 | AC100V(付属ACパック使用) 乾電池12V(単1x8) カーバッテリー(別売DCC-130使用) |
電池寿命 | 約40時間(エバレディアルカリAM-1) 約12時間(ソニースーパーSUM-1S) |
消費電力 | 7VA(AC時) |
外形寸法 | 幅370x高さ110x奥行240mm |
重量 | 5.2kg(乾電池含) |
付属 | ショルダーベルト |
別売 | キャリングケース LC-4550(¥6,000) |