SONY PS-X22
¥29,800(1980年発売)
解説
使い易さと基本性能を重視したオートプレイヤー。
フロントオペレーションのオート機構を採用しており、ダストカバーを閉じた状態でもトーンアームのアップ/ダウンやリジェクト(途中カット)、ターンテーブルのスピード切替えやピッチコントロールが可能です。
また、演奏が終わると自動的にトーンアームが戻り、ターンテーブルが停止するオートリターン機構を搭載してます。
ターンテーブルの駆動には、リニアBSLモーターをマグネディスクによりサーボコントロールするダイレクトドライブ方式を採用しています。
キャビネットには、金属などに比べ共振しにくく、高精度で強度が高いという特長を持つ音響素材SBMCを採用しています。厚さや構造などを総合的に検討し、要所要所に補強を施した構造とすることで、部分共振を抑えています。
カートリッジにはMM型カートリッジであるXL-15を採用しています。
機種の定格
型式 | D.D.オートプレイヤーシステム |
<ターンテーブル部> | |
ターンテーブル | 31cmアルミダイキャスト |
ワウ・フラッター | 0.025%wrms(回転系) |
起動特性 | 1/2回転以内(33・1/3rpm時) |
SN比 | 75dB(DIN-B) |
<トーンアーム部> | |
有効長 | 216.5mm |
全長 | 283mm |
シェル自重 | 8.0g |
使用可能カートリッジ自重範囲 | 12.0g~18.0g(シェル含) |
<カートリッジ部> | |
カートリッジ | MM型(XL-15) |
周波数特性 | 10Hz~30kHz |
出力電圧 | 4mV(1kHz、5cm/s、45゜) |
針 | 0.6milダイヤ針 |
自重 | 5.2g |
<総合> | |
外形寸法 | 幅430x高さ130x奥行370mm |
重量 | 6.1kg |
付属 | 45回転アダプター ヘッドシェル カートリッジ(XL-15) ダストカバー |