SONY PS-Q7
¥35,000(1983年頃)
解説
FMトランスミッターとヘッドホンアンプを内蔵したフルオートプレイヤーシステム。
通常のレコードプレイヤーと異なり、LPジャケットのおよそ3分の2のサイズを実現しています。
オートスタート、オートリターンによるフルオート機能を搭載しています。
プレイヤーを斜めにセッティングしても針圧に変化を与えないダイナミックバランス型による針圧印加方式を採用したストレートトーンアームを採用しています。
また、カートリッジにはMM型カートリッジを搭載しています。
回転系にはリニアBSLモーターによるダイレクトドライブ方式を採用しています。
また、偏平モーターをそのままターンテーブルとした構造となっています。
33回転と45回転のスピード切替え、30cm盤と17cm盤のトーンアームリードイン位置切替えを一体化したワンタッチセレクターを搭載しています。
ヘッドホンアンプを内蔵しているため、ステレオミニプラグタイプのヘッドホンを接続することでダイレクトにレコード演奏が楽しめます。
レコードの音をFM信号に乗せ、離れた所に音楽を電波で飛ばすFMトランスミッターを内蔵しています。
機種の定格
型式 | FMトランスミッターヘッドホンアンプ内蔵D.D.フルオートプレイヤーシステム |
<ターンテーブル部> | |
ワウ・フラッター | 0.08%WRMS(回転系) |
起動特性 | 2/3回転以内(33・1/3rpm時) |
SN比 | 68dB(DIN-B) |
<トーンアーム部> | |
トーンアーム | ダイナミックバランス型 |
針圧 | 2g固定 |
<カートリッジ部> | |
カートリッジ | MM型(VL-43G、アーム一体型) |
周波数特性 | 10Hz~20kHz |
出力電圧 | 3.5mV(1kHz、5cm/s、45゜) |
針 | 0.6mil円形ダイヤモンド |
交換針 | ND-143G(¥3,500) |
<アンプ部> | |
周波数特性 | RIAAカーブ ±0.5dB |
<トランスミッター部> | |
発振変調方式 | リチウムタンタレート制御発振方式 |
送信可能周波数 | 77.3MHz~78.7MHz |
チャンネルセパレーション | 25dB |
<総合> | |
外形寸法 | 幅215x高さ60x奥行235mm |
重量 | 2.5kg |
付属 | 45回転アダプター 接続コード コアドライバー |