SONY PS-FL1
¥45,000(1983年頃)
解説
リモコン対応で使いやすさをさらに高めたフラットルーフ・リニアスケイティングプレイヤー。
ザ・セッションシステムとして組合わせた場合、別売りアダプターの使用によりターンテーブルのスタート/ストップ、トーンアームのアップ/ダウンをワイヤレスリモコンで操作できます。
トーンアームにはローマス・ストレートアームを採用しています。
また、カートリッジにはMM型カートリッジであるXL-150を装備しています。
回転系にはソニーが誇るリニアBSLモーターを採用しており、サーボ機構で制御することで安定した回転を実現しています。
スタートボタン一つでターンテーブル部が収納され演奏が始まるフルオート機構を採用しています。
また、ターンテーブル部を引き出してのマニュアル操作も可能です。
ターンテーブルにレコードをセットするだけで、自動的にサイズが選択され、トーンアームが正確にリードインする光電子ディスクセレクターを採用しています。
また、レコードをセットせずにスタートボタンを押しても、トーンアームが降下しない安全設計を採用しています。
針先が降りきるまでは出力をカットし、レコード盤と針先がタッチした時のノイズをなくすミューティング機構を搭載しています。
ターンテーブルのローディング中に障害物で動作が妨害された場合、約10秒間停止した後、元の位置に戻る安全設計となっています。
キャビネットには音響特性に優れた特性を持つSBMCを採用しています。
別売りのシンクロユニットによりカセットデッキとのシンクロプレイが可能です。
機種の定格
型式 | D.D.フルオートプレイヤーシステム |
<ターンテーブル部> | |
ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト |
ワウ・フラッター | 0.03%WRMS(回転系) |
起動特性 | 2/3回転以内(33・1/3rpm時) |
SN比 | 75dB(DIN-B) |
<トーンアーム部> | |
トーンアーム | スタティックバランス型 |
有効長 | 216.5mm |
全長 | 280mm |
針圧調整範囲 | 0~3.0g |
使用可能カートリッジ自重範囲 | 7.5g~12g(シェル自重含) |
<カートリッジ部> | |
カートリッジ | MM型(XL-150、シェル一体型) |
周波数特性 | 10Hz~25kHz |
出力電圧 | 3mV(1kHz、5cm/s、45゜) |
針 | 0.6mil円形ダイヤモンド |
自重 | 8.8g |
交換針 | ND-150G(¥3,000) |
<総合> | |
外形寸法 | 幅430x高さ110x奥行385mm |
重量 | 8.7kg |
付属 | 45回転アダプター カートリッジ(XL-150) |
別売 | アダプター RM-44(¥24,800) シンクロリモートコントロールユニット RM-65(¥3,000) |