オーディオの足跡

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PCM-553ESDの画像
 解説 

ビデオデッキと組合わせて、PCMデジタル録音/再生が行えるPCMプロセッサー。

デジタル出力端子を搭載しており、別売りD/Aコンバーターユニットを接続して、デジタル録音テープをさらに純度の高い音質で再生できます。また、デジタル入力端子も搭載しています。
さらに、PCM-553ESDをD/A及びA/Dコンバーターユニットとしても使用できます。

14ビットEIAJフォーマットに加え、CDやプロ機と同じ16ビットフォーマットも搭載しています。
16ビット/14ビットフォーマットは簡単に切替えができ、互換性の面でも16ビットで録音したテープは他の14ビットシステムで再生することができます。

3ポイント・インジケーターを見ながら、ビデオデッキの長時間モード時のデータ読取りレベルを適正値に設定できるOVC(Optimum Video Condition)機能を搭載しています。
これにより、ほとんどのビデオデッキとの組み合わせができ、長時間モードでも高音質で最長8時間の録音・再生が行えます。

もう1台のビデオデッキを接続して、デジタルダビングが行えます。

ソニー独自開発のLSIにより高忠実度設計がされています。

ピークホールド機能も搭載したワイドレンジ・ピークプログラムメーター、入力信号のレベルオーバーを知らせるOVER表示機能、ビデオデッキのトラッキング調整を容易にするトラッキングインジケーター、ドロップアウト発生時に自動的にミューティングをかけるPB MUTE機能、PB MUTE機能OFFでビデオデッキのサーチ機能を利用して倍速モニターする機能、オートエンファシス機能、REC MUTE機能を搭載しています。

電源OFF時も画像モニターができるMonitor Out端子を搭載してます。

出力可変ヘッドホン端子を搭載しています。

機種の定格
型式 PCMデジタルオーディオ・プロセッサー
信号型式 NTSC TV方式準拠
符号型式 16ビット/14ビットフォーマット(EIAJ)
オーディオチャンネル数 2チャンネル
標本化周波数 44.1kHz
量子化ビット数 16ビット/14ビット直線量子化
周波数特性 5Hz~20kHz ±0.5dB
高調波歪率 16ビット:0.005%以下
14ビット:0.007%以下
ダイナミックレンジ 16ビット:90dB以上
14ビット:86dB以上
セパレーション 80dB以上
ワウ・フラッター 測定限界以下
誤り検出方式 CRCCによる誤り検出
誤り訂正方式 16ビット時:P、1パリティによる誤り訂正と補正
14ビット時:P、Q2パリティによる誤り訂正と補正
エンファシス 時定数50μsec/15μsec
使用ビデオ範囲 ベータマックス、Uマチック、VHS
入力端子 ライン(ピンジャックx2):-10dB/50kΩ
デジタル(ピンジャック):1Vp-p/75Ω
ビデオ(ピンジャック):1Vp-p/75Ω
出力端子 ライン(ピンジャックx2):-10dB/10kΩ以上
デジタル(ピンジャック):1Vp-p/75Ω
ビデオ(ピンジャック):1Vp-p/75Ω
コピー(ピンジャック):1Vp-p/75Ω
モニター(ピンジャック):1vp-p/75Ω
ヘッドホン(ステレオ標準ジャック):0.003~0.9mW/32Ω
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 27W
外形寸法 幅430x高さ85x奥行385mm
重量 6.0kg