SONY TA-SR310
¥54,800(1986年頃)
解説
ドルビーサラウンドプロセッサーを搭載したAVアンプ。
フロント2チャンネルとリア2チャンネルの合計4チャンネルで楽しむサラウンド機能を搭載しています。
ドルビーサラウンドモードでは、ドルビーサラウンドマークのついたビデオテープなどを再生した際に、サラウンド硬化が再現されます。また、テレビでステレオ放送されるドルビーステレオ映画でもドルビーサラウンド再生が楽しめます。
コンサートホールモードでは、ステレオ再生では得られない音の広がりが楽しめます。
シミュレーテッド・ステレオモードでは、モノラルソースの音に広がりを出すことができます。
メインスピーカー2チャンネルとリアスピーカー2チャンネルの合計4チャンネル分のアンプを内蔵しています。
ビデオ4系統、オーディオ3系統の入出力端子を搭載しています。
また、映像モニター出力は、ビデオ出力と入力端子の無いテレビ向けのRF出力の2系統を搭載しています。
フロント側のステレオ信号をL+Rのモノラルで送り出すセンター出力端子を搭載しています。
Video2からVideo1へのダビング時に、音声をファンクションスイッチで選んだソースと入れ替えできるBGV(バックグラウンドビデオ)機能を搭載しています。
フロント側とリア側の音量を同時に調整できるマスターボリュームを搭載しています。
また、マスターボリュームと独立してリアスピーカーからの音量を調整できるスライド式サラウンドボリュームを搭載しています。
フロント側のBassとTrebleを調整できるスライド式トーンコントロールを搭載しています。
また、フロント側の左右音量バランスをコントロールできます。
ワイヤレスリモコンが付属しており、サラウンドモードの切替えやフロントとリア同時の音量調整、電源ON/OFF、ミューティングを操作できます。
機種の定格
型式 | AVアンプ |
<映像入出力> | |
信号許容入力 | 1.5Vp-p |
入力信号レベル | Video1/2/3:1Vp-p/75Ω |
出力信号レベル | Video1/2、モニター出力:1±0.1Vp-p(入力1Vp-p時) 1ch/2ch切替え(映像出力) |
インピーダンス | 75Ω不平衡、同期負 |
<アンプ部> | |
実用最大出力 | フロント:38W+38W(EIAJ、8Ω) サラウンド:18W+18W(EIAJ、8Ω) |
スピーカー適合インピーダンス | 8Ω~16Ω |
ダンピングファクター | 40(1kHz、8Ω) |
高調波歪率(20Hz~20kHz) | 0.08%以下(8Ω、フロント20W+20W、サラウンドOFF) |
周波数特性 | 10Hz~70kHz ±3dB(フロント、サラウンドOFF時) |
残留雑音 | 30μV以下(Aネットワーク) |
入力感度/インピーダンス | Tuner、CD、Tape、Video1/2/3:150mV/50kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Tape、Video1/2:150mV/4.7kΩ Center out:1.5V/470Ω ヘッドホン:5mW |
トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
ミューティング | -20dB |
<ドルビーサラウンド部> | |
周波数特性 | 10Hz~7kHz +0 -3dB |
<総合> | |
電源コンセント | 連動:1系統、300W 非連動:2系統、合計100W |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 100W |
外形寸法 | 幅430x高さ80x奥行345mm |
重量 | 約6.2kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-310 |