SONY TA-F3
¥48,000(1976年頃)
解説
増幅段の回路技術が完成度を高めている中、音質飛躍のカギを電源部に求めたプリメインアンプ。
新方式のFETバッファ電源を採用し、チャンネル間のクロストークを改善しています。
特性の揃ったデュアルトランジスタを差動増幅段に用いたピュア・コンプリメンタリー全段直結回路を採用してます。
0.01W~100Wが直読できるパワーメーターを搭載しています。
センターポジションで平坦な周波数特性が得られるセルフディフィート方式のトーンコントロールや、ミューティングスイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
実効出力(両ch動作) | 1kHz:55W+55W(8Ω) 20Hz~20kHz:50W+50W(8Ω) |
ダイナミックパワー(IHF) | 150W(8Ω) |
出力帯域特性(IHF、8Ω) | 3Hz~50kHz |
高調波歪率 | 0.08%以下(実効出力時) 0.05%以下(1W出力時) |
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1) | 0.08%以下(実効出力時) 0.05%以下(1W出力時) |
ダンピングファクター(1kHz、8Ω) | 40以上 |
Phono最大許容入力(1kHz) | 200mV |
トーンコントロール (括弧内はターンオーバー周波数) |
Bass(250Hz):100Hz ±9dB Treble(5kHz):10kHz ±6.5dB |
フィルター | Low:30Hz以下、6dB/oct |
ラウドネスコントロール | 50Hz:+13dB 10kHz:+2.5dB |
消費電力 | 120W |
外形寸法 | 幅410x高さ145x奥行295mm |
重量 | 8.7kg |
別売 | ラックハンドル AH-4(1セット、¥2,500) |