SONY TA-F2
¥32,000(1976年頃)
解説
TA-F3の開発過程で得られた新方式の電源回路を応用して開発されたプリメインアンプ。
各アンプ間のデカップリングフィルターを計6つ配したマルチ電源フィルター方式を採用しており、低音域のクロストークを改善しています。
パワーアンプ部には、特性の揃った2つのトランジスタをワンパッケージにしたデュアルトランジスタによる差動増幅、ピュア・コンプリメンタリー全段直結回路を採用しています。
0.01W~100W直読のパワーメーターを搭載しています。
ミューティングスイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
実効出力(両ch動作) | 1kHz:27W+27W(8Ω) 20Hz~20kHz:24W+24W(8Ω) |
ダイナミックパワー(IHF) | 100W(8Ω) |
出力帯域特性(IHF、8Ω) | 10Hz~30kHz |
高調波歪率 | 0.1%以下(実効出力時) 0.05%以下(1W出力時) |
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1) | 0.1%以下(実効出力時) 0.05%以下(1W出力時) |
ダンピングファクター(1kHz、8Ω) | 25以上 |
Phono最大許容入力(1kHz) | 120mV |
トーンコントロール (括弧内はターンオーバー周波数) |
Bass(250Hz):100Hz ±9dB Treble(4kHz):10kHz ±6.5dB |
フィルター | Low:30Hz以下、6dB/oct |
ラウドネスコントロール | 50Hz:+8.8dB 10kHz:+2.5dB |
消費電力 | 65W |
外形寸法 | 幅410x高さ145x奥行290mm |
重量 | 5.9kg |
別売 | ラックハンドル AH-4(1セット、¥2,500) |