オーディオの足跡

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TA-AV900Dの画像
 解説 

デジタルディレイによる音声処理や、デジタルピクチャーによる映像処理機能を搭載したAVアンプ。

S映像入力を除く全ての映像入力系統に対し8種類のデジタルピクチャー処理が可能です。
ピクチャー・イン・ピクチャーでは、親画面で映像を再生しながら、子画面で別のソースの映像を表示できます。
ストップモーションでは、ノイズが出やすいVTRの静止画や、TVやLD(CLV)の静止画が再生できます。
フラッシュモーションでは、ビデオ画像やTV画像をストロボ効果で見られます。フラッシュ間隔は約10分の1秒~2秒の間の5段階に切替えできます。
デジタル・マルチストロボでは、フラッシュモーションにした映像を、マルチ画面で同時に表示できます。マルチ画面は4/9/16分割が選べ、ストロボ間隔も約10分の1秒~1秒の間で5段階オートのほか、任意の間隔でマニュアル動作も可能です。
4倍デジタルズームでは、画面の一部を画面全体の4倍の面積に拡大して映せます。ズームアップできる部分は中央/左上/右上/左下/右下の5つです。
モザイクアート機能では、画像をモザイク処理できます。
ピクチャーアートでは、画像のコントラストを強調してソラリゼーションが作れます。効果は強/中/弱の3段階が選択できます。
TVスキャンでは、AVチューナーST-AV900を組み合わせ、プリセットしたTV番組をデジタル静止画にしてマルチ9画面に順次映し出します。また、1局ずつ動画で映す事も可能です。

デジタル処理を行った映像をS映像端子からモニターへ出力できます。
Sビデオ・ダイレクト・オンのときはS映像入力の信号が最短距離でダイレクトに出力され、Sビデオ・ダイレクト・オフの時はビデオ入力信号(S映像端子による入力は除く)を、デジタルピクチャー処理して出力します。

音声入力に対してデジタルディレイを用いた3種類のサラウンド処理が可能です。
ドルビーサラウンドでは、ドルビー対応ソフトのサラウンド処理が可能です。また、ホールサラウンドではコンサートホールで音に包まれているような残響効果が得られます。そして、シミュレート・サラウンドでは、モノラルソースの音声を広がり感のあるステレオ信号のように変化させます。
いずれもディレイタイムは15/20/25msの3段階が選択できます。

モードの切替、ディレイタイムの選択、リアスピーカーのボリューム調整などは全て視聴ポジションからリモコンで操作できます。

D/Aコンバーターを搭載しておりデジタルソースの入出力端子を搭載しています。また、32kHz/44.1kHz/48kHzのサンプリング周波数に対応しています。

TA-AV900Dの操作が可能なプログラマブルリモコンが付属しています。
このリモコンでは、ソニー以外のAV機器でも、赤外線リモコン対応機器であれば、そのリモコン信号をプログラムしてメモリーさせることができます。プログラムは98モードまでできます。

ブラックとチタニウム・グレーの2種類のバリエーションがありました。

機種の定格
型式 AVアンプ
出力(EIAJ、6Ω) フロント:100W+100W
リア:30W+30W
周波数特性 Tuner、VDP/CD、Tape、Video:5Hz~100kHz +0 -3dB(フロントon、サラウンドoff時)
高調波歪率 0.03%以下(1kHz、6Ω、フロント80W+80W、サラウンドOFF時)
SN比 Tuner、VDP/CD、Tape、Video:98dB
トーンコントロール Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
消費電力 230W
外形寸法 幅470x高さ160x奥行365mm
サイドウッド取外し時:幅430mm
重量 14.2kg
付属 プログラマブルリモコン RM-P900