オーディオの足跡

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TA-AV670の画像
 解説 

ESアンプのテクノロジーを投入したドルビープロロジック&DSP搭載のAVアンプ。

サラウンドモードは、ドルビーサラウンドに加え、DSPによるサラウンドモードを4種類搭載しています。その中のシアターモードでは、DSPとドルビープロロジック・デコーダーを組み合わせて映画館の音場効果を再現してます。
また、ドルビーサラウンドには、オートインプットバランスを搭載しています。

フロント・センター・リア全てのパワーアンプ部にディスクリート構成を採用しています。
また、センターチャンネルはスピーカーが2本接続できるデュアルセンター方式を採用しています。

新開発のドルビープロロジックICを搭載しています。

フロント、センター、リアの音質を各々独立して操作できるマルチトーンコントロールを搭載しています。

無振動・無共振設計を追及するため、シャーシ構造にGシャーシを採用しています。
Gシャーシの素材は、大理石の主成分である炭酸カルシウムを不飽和ポリエステルに加え、グラスファイバーで強化して使用しています。この素材は金属に比べて内部損失が大きく、優れた振動減衰特性を持ち、さらに強度が高く高精度な加工も可能という特長を持っています。Gシャーシでは、これを音響的に検討した形状に一体成型しており、強固なシャーシ構造を実現しています。
また、非磁性・非金属性というメリットから、トランスやコンデンサーなどの磁界で誘発される電磁歪や渦電流発生が無く、音質劣化の減少にも成功しています。

電源部にはS.T.D.電源(Spontaneous Twin Drive)を採用しています。
この電源回路では、パワーアンプ部への整流回路をAクラス段用とパワー段用に分離しており、Aクラス段とパワー段の干渉を抑える事で音質改善を図っています。

パワーアンプ部には、音質を吟味したオーディオ用ケミコンや、非磁性絶縁塗料を塗布したオーディオ用抵抗を採用しています。

AVファンクションは、映像系の入力7系統・出力3系統に加え、S映像は入出力7系統を搭載しています。また、オーディオ系は入力5系統・出力2系統を搭載しています。

映像ソースと音楽ソースを自由に組み合わせて出力可能なミックスモードを搭載しています。

ビデオを見ながらCDの録音が可能なRec outセレクターを搭載しています。

映像回路には水平解像度1,000本以上の広帯域ビデオアンプを使用しています。

プログラマブルリモコンが付属しています。

ブラックカラーのTA-AV670と、チタニウム・グレーでサイドウッド付きのTA-AV670Gの2種類がありました。

ノーマル映像の入力をS映像に出力することはできません。また、センター出力はドルビー/シアターの2モードのみです。

機種の定格
型式 AVアンプ
<アンプ部>
実用最大出力(EIAJ、6Ω) フロント:120W+120W
センター:120W
リア:40W+40W
定格出力(20Hz~20kHz) フロント:85W+85W(0.08%、6Ω)
高調波歪率(1kHz、6Ω) 0.03%以下(フロント、80Wx2、ソースダイレクト時)
SN比(Aネットワーク) 92dB(フロント、ソースダイレクト時)
周波数特性 10Hz~100kHz +0 -3dB(ソースダイレクト時)
スピーカー適合インピーダンス 6Ω~16Ω(フロント、リア部)
<サラウンド部>
モード ドルビー/シアター/ホール/ジャズクラブ/スタジアム
ディレイタイム 15ms~30ms、3msステップ(ドルビー時)
アーリーリフレクションタイム 0~90ms、3msステップ(ホール/スタジアム)
0~51ms、3msステップ(シアター/ジャズクラブ)
エフェクトレベル 10段階(シアター/ホール/ジャズクラブ/スタジアム)
インプットバランス オート
<トーンコントロール部>
フロント Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
センター Bass:±10dB(100Hz)
Mid:±6dB(1kHz)
Treble:±10dB(10kHz)
リア Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 260W
外形寸法 TA-AV670:幅430x高さ165x奥行430mm
TA-AV670G:幅470x高さ165x奥行430mm
重量 TA-AV670:14.6kg
TA-AV670G:16.4kg
付属 システムリモコン RM-U450