オーディオの足跡

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RX-1の画像
 解説 

シャープのLSI技術を投入して開発されたPCMデジタルオーディオアダプター。

PCMはもともと宇宙の通信手段として実用化されたもので、RX-1では家庭用VTRを使って映像信号帯にオーディオ信号を記録・再生しています。
PCM録音は、音声信号を1と0のデジタル信号化して記録しており、1秒間の音楽の流れを44,056個に分割し、さらに各々の音の大きさを16,384段階(14ビット)に細分化しています。

高密度記録に起因する信号欠落を防ぐため、原音の正しいデータを挿入する誤り訂正方式を開発・採用しています。これにより、もし誤りが起こっても、99.995%の訂正が可能です。

使用するVTRとの最適マッチングポイントが選べるオプティマムコントロールを採用しています。

ヘッドホンで信号欠落の発生状況がチェックできます。

LEDによるピークレベルメーターを搭載しています。

キャノンコネクターやM型接続端子を搭載しています。

録音・再生などの各種インジケーターを搭載しています。

デジタルダイレクトダビング端子を搭載しています。

機種の定格
型式 PCMデジタルオーディオアダプター
接続VTR VHS方式、ベータマックス方式、Uマチック方式、その他
周波数特性 2Hz~20kHz
ダイナミックレンジ 90dB
高周波歪率 0.03%(1kHz)最大レベル時
ワウ・フラッター 測定限界以下
規格 電子機械工業会技術基準準拠
記録方式 NTSC方式テレビ信号によるPCM
伝送チャンネル数 2チャンネル
標本化周波数 44,056kHz
量子化ビット数 14ビット相当
データ転送レート 2.643Mbps
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 80W
外形寸法 幅430x高さ141x奥行360mm
重量 15.5kg