OTTO/SANYO SX-811
¥32,500(1台、1977年頃)
解説
NRB方式を採用したスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
フレームも含めての共振をできるだけ抑えるため、鳴きの少ないアルミダイキャストフレームを採用しています。
高域にはホーン型ツィーターを搭載しています。
エンクロージャーにNRB(無共振低域補償)方式を採用しています。
NRB方式ではバスレフのダクト相当部分をホーン状にし、そのカットオフ周波数をウーファー受け持ち帯域外に高めることによってバスレフ共振による低域放射を排除しています。これにより締まりの良い背圧に抑圧されることのないウーファー単独での低域高能率を図っています。
エンクロージャーの素材には高密度パーチクルボードを使用しており、外観はソリッドローズの木目仕上げが施されています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・NRB方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 高域用:ホーン型 |
インピーダンス | 8Ω |
最大許容入力 | 65W |
出力音圧レベル | 94dB/W/m |
周波数特性 | 40Hz~20kHz |
クロスオーバー周波数 | 2.5kHz |
外形寸法 | 幅366x高さ710x奥行305mm |
重量 | 18kg |