OTTO/SANYO TP-301
¥37,800(1977年頃)
解説
オートリターン機能を搭載したベルトドライブ型レコードプレイヤー。
駆動モーターにはFGサーボ回路を内蔵したDCモーターを採用しています。
放熱・励磁振動の少ないDCモーターと精密研磨を施した平ベルト、アルミダイキャストターンテーブルを組み合わせることで安定した走行を得ています。
オートリターン機構を内蔵しており、演奏終了時やリジェクトボタンを押した時にはアームが自動的にアームレストに戻り、電源がOFFになります。
可変式アンチスケーティング機構付きのS字型パイプアームを採用しています。
カートリッジにはハイコンプライアンスのMM型カートリッジであるMG-27Lを採用しています。
外観はソリッドローズの木目仕上げが施されています。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー |
<ターンテーブル部> | |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
駆動モーター | FGサーボDCモーター |
ワウフラッター | 0.05%(WRMS) |
SN比 | 55dB(JIS) |
ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製 |
<トーンアーム部> | |
型式 | スタティックバランスS字型パイプアーム |
有効長 | 222mm |
付属機構 | アンチスケーティング機構 ラテラルバランサー |
<カートリッジ部> | |
型式 | MM型(MG-27L) |
周波数特性 | 15Hz~20kHz |
セパレーション | 20dB(1kHz) |
出力電圧 | 3.0mV(1kHz、5cm/sec) |
針先 | 0.5milダイヤ(ST-27DL) |
適正針圧 | 2.0g |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 3.8W |
外形寸法 | 幅450x高さ150x奥行380mm |
重量 | 6.9kg |