OTTO/SANYO DCA-1100
¥79,800(1973年頃)
解説
ピュアコンプリメンタリーを採用したプリメインアンプ。
パワーアンプ部には全段直結ピュアコンプリメンタリー回路を採用しています。
イコライザー回路には3段直結のNF型を採用しています。
トーンコントロール回路にはNF型を採用しています。
可変幅は2dBステップで±10dBまでとなっており、ターンオーバー周波数はBass、Trebleそれぞれ2段切換式となっています。
保護回路には電子回路にリレーを組み合わせたものを採用しています。
2系統テープモニター回路、テープダビング回路、ロー/ハイフィルターなどのアクセサリー回路を搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
<パワーアンプ部> | |
回路方式 | 全段直結差動増幅ピュアコンプリメンタリーOCL回路 |
ミュージックパワー | 200W(8Ω、IHF) |
実効出力 | 60W+60W(8Ω、両ch動作) |
全高調波歪率 | 0.5%(定格出力時) |
混変調歪率 | 0.45%(定格出力時) |
パワーバンドワイズ | 6Hz~40kHz |
周波数特性 | 6Hz~60kHz |
入力感度/インピーダンス | 1V/50kΩ |
ダンピングファクター | 40(8Ω) |
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
<プリアンプ部> | |
入力感度/インピーダンス | Phono1:2.5mV/50kΩ Phono2:2.5V/30kΩ、50kΩ、100kΩ切換式 Tuner:100kΩ Aux1/2、Tape1/2:100mV/100kΩ Mic:3mV/50kΩ |
周波数特性 | 7Hz~70kHz |
S/N比 | Phono1/2:70dB Tuner、Aux1/2:80dB |
トーンコントロール | Bass:±10dB(50Hz、100Hz) Treble:±10dB(10kHz、20kHz) |
ラウドネスコントロール | +8dB(100Hz)、+3dB(10kHz) |
ローフィルター | -3dB(60Hz)、-12dB/oct |
ハイフィルター | -3dB(8kHz)、-12dB/oct |
付属回路 | スピーカー切換スイッチ モードスイッチ Aux1入力レベル調整 入力インピーダンス切換スイッチ |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 80W |
外形寸法 | 幅420x高さ130x奥行330mm |
重量 | 9.5kg |