オーディオの足跡

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SP-LE8Tの画像
 解説 

ロングセラーとなったJBLのフルレンジユニットであるLE8Tを用いたスピーカーシステム。

ユニットには20cmコーン型フルレンジスピーカーであるLE8Tを採用しています。
振動板には特別製法のコーン紙に特殊な白色のダンピング材を吹き付け、最適な剛性や質量を実現しています。また、センタードームには0.05mmの極薄加工ジュラルミン製センタードームを採用しており、ボイスコイルボビンに直接取り付ける構造によって高域特性を伸ばしています。
磁気回路には3kgのアルニコVマグネットを採用しており、質量が大きくリラクタンスの低いポット型磁気回路とすることでトッププレートに全磁力を集中させています。また、ポールピースには高炭素鋼製のものを採用しています。ボイスコイルにはリボン状のアルミ線を用いたエッジワイズボイスコイルを採用しています。
フレームにはアルミダイキャスト製フレームを採用しています。

エンクロージャーはサンスイが独自に作成したものを使用しており、木工技術を結集した組格子グリルのデザインとなっています。
板材には硬質ホモゲンを使用しており、グリルの格子は檜組格子となっています。
外観の仕上げはウォルナットのオイル仕上げが施されています。

機種の定格
方式 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
<ユニット部>
ユニット 全帯域用:20cmフルレンジコーン型(LE8T)
インピーダンス
最大許容入力 20W(1973年カタログ記載)
40W(連続プログラム)
磁束密度 8,500gauss
マグネット・アセンブリー重量 3kg
出力音圧レベル 89dB(新JIS)
<エンクロージャー部>
材質 硬質ホモゲン
仕上げ ウォルナットオイル仕上げ
グリル 檜組格子
<総合>
外形寸法 幅358x高さ596x奥行300mm
重量 18.3kg