SANSUI SE-80
¥36,400(1989年頃)
解説
左右独立調整が可能な10バンドグラフィックイコライザー。
グラフィックイコライザーとしての基本性能を大きく左右するSN比の劣化原因とされていたコイルを除去し、半導体インダクター回路を採用することで、低歪率・高SNを獲得しています。
また、使用パーツの厳選やコンストラクションのシンプル化など、音質を重視した設計となっています。
設定帯域は10個に分かれており、それぞれ±12dBの調整が可能です。
また、スライドボリュームには赤色LEDを搭載しており、見易さを高めています。
LR同時表示、Lチャンネルのみ、Rチャンネルのみの3つのパターンが選べるスペクトラムアナライザーを搭載しており、周波数帯域ごとの音量レベルをリアルタイムに表示して、音質補正をサポートしています。
3系統の入力と入力レベル調整用ボリューム、イコライザーRECスイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | グラフィックイコライザー | ||
全高調波歪率 | Line、Tape Play1、2:0.008%以下 | ||
周波数特性(イコライザーDefeat時) | Line、Tape Play1、2:10Hz~100kHz +1 -3dB | ||
SN比(Aネットワーク、ショートサーキット) | Line、Tape Play1、2:110dB以上 | ||
イコライザーコントロール |
|
||
外形寸法 | 幅430x高さ112x奥行223mm | ||
重量 | 3.1kg |