SANSUI QS-10
¥29,500(1973年頃?)
解説
サンスイQS方式シンセサイザー・デコーダー部とリア用メインアンプ部で構成された4チャンネル・リアアンプ。
セパレート型やモジュラー型、レシーバーなどの手持ちのアンプのテープモニタースイッチなどに接続することで、4チャンネル再生が楽しめます。
ソースの曲目や構成の違い、録音方式の違いなどに合った効果を選べるファンクションスイッチを搭載しています。
リアスピーカーは切換えスイッチにより、曲目や編成により2通りの配置(2-2方式、前方2-2方式)ができます。
スイッチを切換える事で、2方式を比較して4チャンネル効果が楽しめます。
前後のボリューム調整にはスライド式を採用しています。
シリコントランジスタを用いたステレオメインアンプを搭載しています。
シンセサイザー・デコーダー部には、サンスイが独自に開発したIC採用の純電子回路方式を採用しています。
機種の定格
型式 | 4チャンネル・リアアンプ |
<シンセサイザー/デコーダー部> | |
復調方式 | サンスイQSマトリックス |
定格入力 | 230mV/50kΩ |
テープモニター | 2ch:230mV/50kΩ 4ch(Aux):140mV/50kΩ |
録音出力 | 2ch:230mV(0dB) |
定格出力(フロント) | 2ch:160mV 4ch:230mV |
位相シフト | 左:-90゜(300Hz) 右:+90゜(600Hz) |
<メインアンプ部> | |
ミュージックパワー(IHF) | 20W(8Ω) |
実効出力 | 6W/6W(8Ω) |
歪率 | 1.5% |
周波数特性 | 20Hz~40kHz -3dB |
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 35W(最大) |
外形寸法 | 幅282x高さ105x奥行202mm |
重量 | 3.9kg |