SANSUI Q-55
¥25,160(1台、1958年発売)
解説
学校や劇場、喫茶店、ホール、スタジオなどのハイファイを目的とした放送施設用に設計されたプロフェッショナルタイプのモノラルパワーアンプ。
GT管6CA7PPの固定バイアス方式と大型トランスにより大出力、低歪率を実現してます。
また、電気特性が優れているだけでなく、安定度が高いため、長時間の連続演奏も可能です。
ハイインピーダンス端子やモニター端子を搭載しており、スピーカーを遠方まで伸ばしても損失が少なく、そのうえ出力をモニター端子で聴く事が出来ます。
NF量19dB(V-NFB)がかけられており、ダンピングのきいた音が得られます。
パンチングメタルと2トーンカラーのメタリック塗装を施したデザインとなっています。
機種の定格
型式 | メインアンプ |
最大出力 | 50W |
周波数特性 | 30Hz~20kHz -3dB以内 |
歪率(出力45W) | 0.8%以下(100Hz) 0.5%以下(1kHz) 0.7%以下(10kHz) |
SN比 | -65dB以上(最大出力時) |
利得 | 入力0.78Vにて最大50W |
負帰還量 | 19dB |
出力インピーダンス | 250Ω、16Ω(単独使用) Monitor端子搭載 |
使用真空管 | 12AU7:2個 6CA7:2個 5AR4 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 130VA(無信号時) |
外形寸法 | 幅391x高さ196x奥行125mm |
重量 | 10.5kg |