オーディオの足跡

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AU-α707L Extraの画像
 解説 

AU-α707Extraをベースにオーディオ専用トランジスタのLAPTを採用したプリメインアンプ。

ローレベルでのリニアリティを向上するため、新たにオーディオ専用に開発されたLAPT(Linear Amplification Power Transistor)を採用しています。
LAPTでは純銅材を採用しており、ボンディングワイヤーに到るまで徹底して非磁性化することで磁気歪の発生を排除し、また素子の内部構造を改良することで遮断周波数を50~60MHzと従来品の3倍も改善しています。

回路構成には-Xバランス回路を採用しています。さらに、初段のFETをカスケード接続としたNEWダイアモンド差動回路により、優れた高域特性を獲得しています。

電源部を中央に置き、大型ヒートシンカーにマウントされたパワーアンプ部を左右対称に分離して配置したツイン・モノラル・コンストラクションを採用しています。これにより、音質に悪影響を及ぼす振動源の干渉を断ち切り、優れた音像定位を獲得しています。

バランス入力を搭載しており、バランス出力を搭載したCDプレイヤーを接続することでソースからスピーカーまでバランス伝送・増幅が可能です。

電源部にはバランス電源を採用しており、アースから独立したクローズドループとする事で様々な悪影響を抑えています。
また、大型トランスをはじめ、カスタムメイドの電界コンデンサーや高速整流素子のパラ使用により、低インピーダンス化を図っています。

コンデンサー、抵抗、半導体、コイルなど、音楽信号が直接通過するパーツや電源用を中心に、ひとつひとつ吟味した新開発のクオリティパーツを採用しています。

パワーアンプダイレクト、ソースダイレクト、レックセレクターなどの機能を搭載しています。

ボリュームには6連ディテントボリュームを搭載しています。

機種の定格
型式 インテグレーテッドアンプ
<パワーアンプ部>
実効出力(10Hz~20kHz、
両ch駆動)
160W+160W(6Ω)
130W+130W(8Ω)
ダイナミックパワー 405W(2Ω)
320W(4Ω)
210W(6Ω)
全高調波歪率(実効出力時) 0.003%以下(8Ω)
混変調歪率 0.003%以下(8Ω)
ダンピングファクター 150(8Ω)
周波数特性(1W) DC~300kHz +0 -3dB
入力感度/インピーダンス 1V/5kΩ(1kHz)
SN比(Aネットワーク) 120dB以上
TIM歪(SAWTOOTH) 測定限界値以下
スルーレイト 200V/μsec
ライズ・タイム 0.5μsec
<プリ部>
入力感度/インピーダンス
(1kHz)
Phono MM:2.5mV/47kΩ
Phono MC:300μV/100Ω
CD、Tuner、Line、Tape/DAT1、2、3:150mV/20kΩ
Phono最大許容入力 MM(THD 0.01%):210mV
MC(THD 0.1%):21mV
周波数特性 Phono MM:20Hz~20kHz ±0.2dB
CD、Tuner、Line、Tape/DAT1、2、3:DC~200kHz +0 -3dB
SN比 Phono MM:88dB以上
Phono MC:70dB以上
CD、Tuner、Line、Tape/DAT1、2、3:110dB以上
トーンコントロール Bass:±6dB(50Hz)
Treble:±6dB(15kHz)
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB)、6dB/oct
ラウドネス +4dB(50Hz)、+3dB(10kHz)
<総合>
定格消費電力 330W
外形寸法 幅466x高さ163x奥行450mm
重量 22.0kg