SANSUI AU-α507R
¥64,800(1992年頃)
解説
CDの魅力をフルに引き出すのを目的としたワイドレンジDCプリメインアンプ。
電源部のトランスには高密度充填材により防振性・耐熱性を強化したモデルを採用しています。
また、充放電スピードの速いオーディオ用電解コンデンサを組合わせています。
マイコン制御の小型モーターで駆動するロータリースイッチとボリュームを採用しており、音質に影響を与えることなく入力ファンクション切替とボリュームコントロールのリモート化を実現しています。
電源トランスが引き起こすわずかな振動を抑えるため、トランスを逆さに取り付けるストラップ・マウント構造を採用しており、トランスの自重を利用して振動を軽減しています。
ソースダイレクトを搭載しており、バランスボリュームやサブソニック・フィルターなど使用頻度の少ないアクセサリー回路を経由しないで増幅することが可能です。
高域と低域を持ち上げるラウドネスに加え、小型ブックシェルフスピーカーで不足しがちな低域だけを増強するバス・ブースとを追加しています。
それぞれ2段階ずつ、合計4モードのコントロールが可能です。
金メッキCD入力端子を搭載しています。
MC/MMフォノイコライザーを搭載しています。
極性表示付電源コードを採用しています。
機種の定格
型式 | インテグレーテッドDCアンプ |
実効出力 (20Hz~20kHz、両ch動作) |
80W+80W(6Ω) 70W+70W(8Ω) |
全高調波歪率(実効出力時) | 0.008%以下(8Ω) |
混変調歪率 | 0.008%以下 |
ダンピングファクター | 135(8Ω) |
入力感度/インピーダンス(1kHz) | Phono MM:20Hz~20kHz±0.5dB Tuner、CD、Line、Tape1、2:DC~200kHz+0 -3dB |
SN比 | Phono MC:68dB以上 Phono MM:83dB以上 Tuner、CD、Line、Tape1、2:110dB以上 |
トーンコントロール | Bass最大変化量:±8dB(50Hz) Treble最大変化量:±8dB(10kHz) |
サブソニックフィルター | 16Hz(-3dB)、6dB/oct |
ラウドネス1 | +9dB(50Hz)、+3dB(10kHz) |
ラウドネス2 | +9dB(50Hz)、+6dB(10kHz) |
バスブースト1 | +10dB(50Hz) |
バスブースト2 | +11dB(50Hz) |
定格消費電力 | 140W |
外形寸法 | 幅430x高さ135x奥行360mm |
重量 | 11.2kg |
付属 | リモコン RS-1480 |