SANSUI AU-405
¥53,000(1999年発売)
解説
Pure Non NF回路を搭載することで次世代オーディオへの対応を図ったDCインテグレーテッドアンプ。
スピーカーをよりダイナミックにドライブするために新たに開発されたPure Non
NF回路を搭載しています。
この回路では、出力段がNF(Negative Feedback)による影響を受けずに、スピーカードライブに必要な電流をよりスムーズに供給できており、電流のレスポンスが向上し、より忠実なスピーカードライブを実現しています。
DCアンプ構成を採用することで、信号経路のコンデンサーによる音質への影響を受けず、低域の時定数を減らし、ワイドレンジ再生を可能にしています。
電源部には、高密度充填材により防振性と耐熱性を強化した電源トランスや、充・放電スピードに優れたオーディオ用電解コンデンサーを採用しています。
また、振動対策として電源トランスをボディ上部から逆さまに釣り下げるストラップ・マウント方式を採用しており、トランスの自重を利用することで振動の伝達を防いでいます。
各パーツの非磁性体化と防振性能の向上を図ったパーツを採用しています。
4モードのプレゼンスコントロールを搭載しており、ラウドネス1・2では高域と低域を同時に持ち上げ、バス・ブースト1・2では小型スピーカーで不足しがちな低域だけを上昇させます。
機種の定格
型式 | インテグレーテッドアンプ |
実効出力 (20Hz~20kHz、両ch同時動作) |
80W+80W(6Ω) 60W+60W(8Ω) |
全高調波歪率 | 0.07%以下(8Ω、20Hz~20kHz、実効出力時) |
混変調波歪率 | 0.07%以下(8Ω、実効出力時、60Hz:7kHz=4:1、SMPTE法) |
入力感度/入力インピーダンス (1kHz) |
Phono MC:300μV/100Ω Phono MM:2.5mV/47kΩ CD、Tuner、DVD Audio/Line、MD/Tape-1、2:150mV/4.7kΩ |
最大許容入力 (1kHz、THD 0.01%) |
Phono MC:25mV Phono MM:210mV |
ダイナミックパワー | 280W(2Ω) 180W(4Ω) 130W(6Ω) |
周波数特性 | Phono MM:20Hz~20kHz±0.5dB CD、Tuner、DVD Audio/Line、MD/Tape1、2 :DC~200kHz +0dB、-3dB |
SN比(Aネットワーク、 ショートサーキット) |
Phono MC:70dB以上 Phono MM:88dB以上 CD、Tuner、DVD Audio/Line、MD/Tape1、2:110dB以上 |
トーンコントロール | Bass最大変化量:±8dB(50Hz) Treble最大変化量:±8dB(10kHz) |
サブソニックフィルター | 16Hz(-3dB)、6dB/oct |
消費電力 | 160W(定格) 30W(無信号時) |
外形寸法 | 幅430x高さ136x奥行365mm |
重量 | 10.5kg |