オーディオの足跡

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AU-22の画像
 解説 

オールIC設計を採用したプリメインアンプ。

パワー段に高い信頼性とS/N比に優れたハイブリッド型ICを採用しています。
回路構成はオーソドックスな準コンプリメンタリー方式となっています。

イコライザー部には高利得ICを採用しています。これによりNFBを大きくかける事ができ、周波数特性が平坦となり、歪率やS/N比も向上しています。

トーンコントロール部にはモノリシックICを採用しています。
調整はクリックストップ式となっており、10段階に補正が可能です。

ハイフィルターやラウドネススイッチを搭載しています。

インプットセレクターにはプッシュ式を採用しており、ワンタッチで素早く行えます。

2系統のスピーカーが接続できます。

フロントパネルにマイクジャックを設けており、様々な使い方に対応しています。

AU-22ではフロントパネルのコントロールスイッチ類の接続に、ケーブルを使った配線ではなく、プリント基板に直接取り付ける方式を採用しています。
これにより配線に起因するトラブルを解消し、信頼性や耐久性を高めています。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
実効出力(1kHz) 13W+13W(8Ω、両ch動作)
15W/15W(8Ω、片ch動作)
ミュージックパワー(IHF、1kHz) 50W(4Ω)
全高調波歪率 0.8%以下
混変調歪率 1.0%以下(定格出力、70Hz:7kHz=4:1、SMPTE)
パワーバンドウィズ(IHF) 30Hz~22kHz
周波数特性 30Hz~40kHz +1.0 -2.0dB(1W出力時、メインアンプ)
RIAA偏差 30Hz~15kHz ±1.0dB
ダンピングファクター 30(8Ω)
入力感度/インピーダンス Phono:2.5mV/50kΩ
Tuner、Aux:150mV/50kΩ
Tape monitor(PIN/DIN):150mV/50kΩ
Mic:2.5mV/10kΩ
Phono最大許容入力 100mV(THD 0.5%以下)
出力電圧(1kHz) Tape rec(PIN):150mV
チャンネルセパレーション(1kHz) Phono:45dB以上
Aux、Tuner:45dB以上
ハム及びノイズ(IHF) Phono、Mic:65dB以上
Tuner、Aux、Tape monitor:75dB以上
トーンコントロール Bass:±12dB(50Hz)
Treble:±12dB(20kHz)
ラウドネス(Vol-30dB) +10dB(50Hz)、+8dB(10kHz)
ハイフィルター 7kHz、-3dB(6dB/oct)
定格消費電力 45W
外形寸法 幅400x高さ120x奥行240mm
重量 5.5kg