PMC XB1
初期モデル:¥190,000(1台、2000年代前半頃)
XB1-P:¥217,000(1台、2000年代中期頃)
XB1-BA:¥238,000(1台、2000年代中期頃)
解説
ニアフィールド系モニタの低音域をサポートするために開発されたサブウーファーシステム。
XB1はTB1シリーズが発売されていた頃とTB2シリーズが発売していた頃でデザインが異なったらしく、初期のモデルは縦型、後期モデルは横型のデザインとなっており、全体のデザインも異なるようです。
ユニットにはデュアルボイスコイルを用いた25cmコーン型ウーファーを搭載しており、L/Rそれぞれの低音域をメカ的にサミングしています。
エンクロージャーにはトランスミッションライン方式を採用しています。
この方式では音響工学的に設計されたロングテーパーラインにユニットを取り付け、低域エネルギーをピストンで押し出すような形でポートから出力しています。これにより従来のポートデザインのスピーカーよりも高いSPLを実現しています。
外観の仕上げは初期のモデルではブラックスプレー仕上げとローズウッド仕上げがありました。
また、後期モデルではブラックスプレー仕上げ、ブラックアッシュ仕上げ、ローズウッド仕上げがありました。
機種の定格
型式 | 1ウェイ・1スピーカー・トランスミッションライン方式 ・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:25cm平面型 |
周波数特性 | 25Hz~200Hz |
ピークSPL(1m) | 116dB以上 |
入力感度 | 90dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 100Hz |
インピーダンス | 8Ω |
外形寸法 | 初期型:幅430x高さ790x奥行267mm 後期型:幅790x高さ430x奥行267mm |
重量 | 28kg |