Pioneer PM-100
¥36,000(1967年6月発売)
解説
完全分割のマルチセラーホーンを装備した中高域専用のホーンスピーカーユニット。
完全分割された15本のホーン(マルチセラー・ホーン・システム)の採用により、指向性を改善しています。
ダイアフラムには軽量・剛性の金属振動板を採用することで、過渡特性を改善しています。
ホーンを負荷とすることで、ボイスコイルインピーダンスの変動を少なく抑えています。
ホーンの材料にはアルミダイキャストを使用しており、ホーン鳴き(ホーン自身の共振音)を低減しています。
特殊処理をした吸音材をユニットの構成に使用しています。また、アルミ線をボイスコイルに使用することで、各特性のバランスを保ちながら総合特性を向上しています。
組立構造に、ユニット、スロート、ホーンの3部の分解方式を採用しています。
機種の定格
| 型式 | ホーンスピーカー |
| ボイスコイルインピーダンス | 8Ω |
| カットオフ周波数 | 300Hz |
| 再生周波数帯域 | 300Hz~6kHz |
| 出力音圧レベル | 112dB/W |
| 最大入力 | 60W |
| 公称入力 | 40W |
| 総磁束 | 78,000maxwell |
| 磁束密度 | 12,870gauss |
| 最適使用周波数帯域 | 500Hz~5kHz |
| ホーン開口面積 | 83x83mmx15ホーン |
| ドライバーユニット取付寸法 | 径:1 3/8inch ピッチ:18inch |
| 外形寸法 | 幅442x高さ268x奥行615mm |
| 重量 | 8.5kg |