Pioneer AS-302
¥23,000(1台、1975年頃)
解説
30cmウーファーと、ドーム型のミッドレンジ、トゥイーターを組合わせた3ウェイスピーカーシステムキット。
低域には30cmコーン型ウーファーを採用しています。
振動板にはカーボンファイバーを使用し、さらに振動系にはロングボイスコイルや布製フリーエッジを採用しています。また、磁気回路のポールピースには銅キャップを装着することで歪を低減しています。
中域には4.8cmドーム型ミッドレンジを採用しています。
振動板には40μ厚の硬質ジュラルミンを使用し、さらに前面にはマルチホールディフューザーを採用することで指向特性の向上を図っています。さらに磁気回路には110φmmの大型フェライトマグネットを採用しています。
高域には2.5cmドーム型トゥイーターを採用しています。
このユニットの振動板には20μ厚の硬質チタン振動板を使用しています。
中域、高域用のレベルコントロールを装備したネットワークが付属しています。
AS-302は、エンクロージャーキットAE-300と専用バッフルEB-302を組合わせることでスピーカーシステムを構築できます。
機種の定格
型式 | 3ウェイスピーカーシステムキット |
キット部品 | 30cmコーン型ウーファー 4.8cmドーム型ミッドレンジ 2.5cmドーム型トゥイーター ネットワーク(レベルコントロール付) その他 |
<AS-302+AE-300+EB-302の特性> | |
キャビネット型式 | 密閉型 |
インピーダンス | 8Ω |
周波数特性 | 40Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 90dB/W |
最大入力 | 60W |
クロスオーバー周波数 | 1.1kHz、4.7kHz |
重量 | 19.3kg |