Pioneer S-W8
¥85,000(1台、2001年5月発売)
解説
DVDオーディオにも対応したパワードサブウーファー。
ユニットには30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットには直径156mmのマグネットの磁気回路を採用しています。
さらに30cmコーン型パッシブラジエーターを搭載しており、エンクロージャー内部の容積を重低音再生のエネルギーとして活かすとともに、バスレフ方式では構造上避けられないとされたポート部で発生する風切り音を根本的に解消しています。
アンプ部にはスイッチング電源を搭載した200WのDクラスアンプを採用しています。
一般的なパワードサブウーファーのトランス電源と比べて低発熱で電流の安定的な供給が可能となっています。また、アンプ部の小型化に貢献しており、エンクロージャー内部の殆どの容積を高音質再生のために確保できるメリットも生み出しています。
DVDビデオとDVDオーディオで微妙に異なるサウブーファーの役割に対応するため、フィルタースイッチを搭載しています。
この機能では低域の再生モード(150Hz以上の成分の再生on/off)を選択できます。
エンクロージャーにはMDFを採用しています。内部は二重天板と補強棧によって剛性を高めています。 また、底部には水平4方向へ効率よく音を広げるため山形状の吸音材と34mm厚の地板を装着しています。
ユニットはクロス脚に固定されており、スピーカーの外周4ヶ所をバッフルに挟み込んで固定すると共に地板の補強にも貢献しています。
外観はリアルウッド仕上げが施されています。
入力端子にはスピーカー入力とRCAピンを採用しています。
また、ライン出力端子も備えており、2台以上のパワードサブウーファーの接続も可能です。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・1ウェイ・1スピーカー・パッシブラジエーター方式・フロア型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 その他:30cmコーン型パッシブラジエーター |
インピーダンス | 4Ω |
再生周波数帯域 | 15Hz~700Hz(フィルタースルー時) |
定格出力 | 200W(EIAJ) |
ハイカットフィルター | 50Hz~150Hz |
位相切替 | 0゜/180゜(切替) |
外形寸法 | 幅434x高さ531.5x奥行464mm |
重量 | 31.5kg |
付属 | スピーカーケーブル(3.0mx2) RCAピンケーブル(3.0mx1) アースコード(3.0mx1) |