Pioneer S-MT5-C
¥15,000(1台、1999年2月発売)
解説
薄型デザインを採用したセンタースピーカー。
低域には12cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットにはミッドシップドライブ方式を採用しています。この方式ではネオジウムマグネットを用いた小型磁気回路をコーン型振動板の前面に配置しており、従来のユニットに比べて大幅に薄型化を実現しています。また、駆動点と支持点、重心が近接化することによって動きやすく無駄な動きが誘発しにくい構造となっています。
さらにダンパーを排除したことで振動板への駆動力伝達がダイレクトになり、初動感度が高くなるとともにダンパーに起因する歪やノイズがありません。
高域には2.5cmドーム型ツィーターを搭載しています。
このユニットでは磁気回路にネオジウムマグネットを採用しており、高域の再生は60kHzまで対応しています。
フロントバッフルとウーファーユニットのフレームを一体化した構造を採用しており、強度向上と軽量化を実現しています。
背面には縦横のどちらでも使用できる壁掛け用の穴が設けられています。
S-MT5-CはS-MT5-LRと組み合わせることで、理想的なサラウンド音場が創れます。
ホワイト(S-MT5-C-W)とブラック(S-MT5-C-K)の2色のカラーバリエーションがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・薄型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:12cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 60Hz~60kHz |
出力音圧レベル | 85dB/W/m |
最大入力 | 120W(EIAJ) |
クロスオーバー周波数 | 5kHz |
ユニット極性 | 低域:+ 高域:- |
外形寸法 | 幅150x高さ300x奥行53.5mm |
重量 | 960g |
付属 | スピーカーケーブル(7.0m) 専用卓上スタンド |