Pioneer S-LH5a
¥68,000(1台、1998年発売)
解説
S-LH5を元に、全てのパーツを徹底して見直し、改良を加えて完成したスピーカーシステム。
低域ユニットには口径22cmのリニアパワーユニットを採用しています。
このユニットには、TADのコーン紙と同一品を採用し、たわみ振動に強く、特殊処理を施してあります。さらにコーン紙最外周のリング材質と発泡倍率の見直しにより軽量化と高感度化、周波数特性のフラット化に貢献してます。
ボイスコイルには密度を上げ磁気効率を高めたエッジワイズボイスコイルを採用し、フレームには高強度アルミダイキャストフレームを使用しています。
高域には、ホーン型を採用しています。
ドライバーには、TADの設計ノウハウを投入した高効率リアコンプレッションドライバーをさらに改良し、磁性流体を磁気ギャップに入れることにより、ボイスコイル下部の空洞共振の悪影響を取り除いています。
またAFAST-SZホーンは丸形の開口部とし全方向の指向性を均一化し、ホーン壁部に音響管を設けることにより共振を吸収してます。
高低域ユニットの開口部径をそろえることにより、指向性とエネルギー的、位相的なつながりを良くしています。
セッティングに合わせてClear&Rich、Clear、Richの3ポジションから選べるアッテネーターを搭載しています。
淡色木目調6面仕上、ファインチューニングエンクロージャーを採用しています。
バイワイヤリング接続も可能な金メッキ入力端子を搭載しています。
特殊撚り構造の芯線を持つOFC構造のバイワイヤリング用のスピーカーケーブルが2本が付属しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:22cmコーン型 高域用:3cmコンプレッションドライバー+AFAST-SZホーン |
インピーダンス | 4Ω |
再生周波数帯域 | 33Hz~30000Hz |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
最大入力 | 160W(EIAJ) |
クロスオーバー周波数 | 1200Hz |
外形寸法 | 幅370x高さ575x奥行327mm |
重量 | 19.2kg |
付属 | OFCスピーカーケーブル(2.5mx2) |
別売 | 専用スピーカースタンド CP-LH5(¥35,000、2台1組) |