Pioneer S-2D
¥44,800(3台1組、1994年発売)
解説
サブウーファーとサテライトスピーカー2個で構成されたサラウンドシステム。
サブウーファーにはダブルダクトドライブ方式が採用されており、コンパクトなサイズで重低音再生を実現しています。
これは、2つのダクトを持たせ、一つはウーファーユニットの前、もう一つはエンクロージャー内のインナーバッフル上部に設けた高像で、ウーファーの前からの音はユニット前のダクトから出て、後ろからの音はインナーバッフル上部のダクトから音道を通って、ユニット前のダクトまで導かれ、外に放射されます。
こうすることで、低音増強に有効なバックロードをかけることで低域を拡大しています。
サテライトスピーカーは、10cmコーン型と2.5cmコーン型を組合わせた同軸2ウェイタイプを採用しています。
セッティングフリータイプのサテライトスピーカー用に、ベースユニットが付属しています。
これは、サテライトスピーカーのR形状にあわせて設計されたベースユニットで、棚の上に置く場合は、縦置きの時はそのまま、横置きの時はベースユニットを置いて設置します。
さらに、正面向き、上向きなど確度を変えることが出来ます。
また、壁掛けする場合は、付属ネジでスピーカーとベースユニットを固定し、さらにベースユニットを壁に取付けます。
別売りでサテライトスピーカーの3台1組セットがありました。
機種の定格
型式 | サラウンドシステム |
<サブウーファー> | |
方式 | 1ウェイ・1スピーカー・ダブルダクトドライブ方式・フロア型 |
使用ユニット | 超低域用:20cmコーン型 |
外形寸法 | 幅280x高さ420x奥行260mm |
重量 | 9.0kg |
付属 | 脚x4 ネジx4 |
<サテライトスピーカー> | |
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 全帯域用:10cm同軸型(10cmコーン+2.5cmコーン) |
クロスオーバー周波数 | 5kHz |
外形寸法 | 幅130x高さ200x奥行107mm |
重量 | 0.75kg |
付属 | ベースユニットx1 ストッパーx2 ネジx1 (1台あたり) |
<総合特性(左右チャンネル+サブウーファー)> | |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 40Hz~20kHz |
クロスオーバー周波数 | 150Hz |
出力音圧レベル | 85dB/W/m |
最大入力 | 100W(EIAJ) |
別売 | サテライトスピーカーシステム S-CR22(3台1組、¥21,000) |