Pioneer S-180
¥55,000(1台、1979年頃)
解説
音像リアリズムをテーマとし、明確な音像定位、優れたパワーリニアリティ、高能率で明るいサウンドの実現を図ったスピーカーシステム。
高域に2.5cmドーム型、中域に12cmバランスドライブ型のB-アロイ(ボロン合金)の軽量振動系を採用しており、大型マグネットの強力な磁気回路を採用することにより、高能率化を図っています。
この振動版は、特殊な薄膜金属を振動版の形に成形し、さらに特殊な熱処理によってボロンをこの中に浸透させる方式によって実現しており、高域限界周波数を伸ばし、過渡特性に優れた芯のある音質を実現しています。
低域には32cmのコーン型ウーファーを採用しており、軽く強いストレートコーンを直径156mmの大型マグネットで駆動しています。
エンクロージャーは左右対称設計とすることで、より定位感を向上させています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:32cmコーン型 中域用:12cmバランス・ドライブ型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 6.3Ω |
再生周波数帯域 | 30Hz~30000Hz |
出力音圧レベル | 95dB/W/m |
瞬間最大出力音圧レベル | 119dB/m |
最大入力 | 120W |
瞬間最大入力 | 240W |
クロスオーバー周波数 | 1000Hz、5000Hz |
エンクロージャー内容積 | 66L |
外形寸法 | 幅385x高さ650x奥行377mm |
重量 | 25kg |