Pioneer S-170
¥42,000(1台、1982年頃)
解説
パイオニア独自のリボントゥイーターを採用し、音像リアリズムを追求したスピーカーシステム。
低域には26cmコーン型ユニットを採用しています。
振動板には高域と同じくカーボングラファイトを採用し、スムースな周波数特性を実現しています。
また、外径134mmのフェライトマグネット、内部損失の大きなウレタンウールエッジなど、再生音のベースとなる中低音域の充実を図っています。
高域には6.6cmのコーン型ユニットを採用しています。
振動板にはカーボングラファイトを採用しています。
超高域にはアルミリボン振動板を採用したリボン型ユニットを採用しています。
全面に渡って均一に駆動力が働く、ダイレクトドライブ構造(全面駆動方式)のため、異常共振、歪の発生を徹底的に排除します。
ネットワークには徹底した低損失、高耐入力設計を施しており、チョークコイルを完全直交配置として、クロストークを極力低くおさえています。
エンクロージャーはバスレフ方式を採用しており、音像定位の良い左右対称設計となっています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:26cmコーン型 中域用:6.6cmコーン型 高域用:リボン型 |
インピーダンス | 6.3Ω |
再生周波数帯域 | 35Hz~50000Hz |
出力音圧レベル | 93dB/W/m |
許容入力 | プログラム:80W ピーク:130W |
クロスオーバー周波数 | 1400Hz、12000Hz |
外形寸法 | 幅324x高さ574x奥行320mm |
重量 | 15.5kg |